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2024.03.15

日本人は「お金や仕事を作ってくれる人(経営者やプロデューサー)」を軽視しすぎ。給料やギャラは彼らがいるから貰える! 西野亮廣に学ぶ『夢と金』のリアル

23万部を突破した『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さん。今や、西野さんの「お金の話」に学び、感動する人が多いが、数年前には反発する人が大勢いた。お金の話をする人を「銭ゲバ」と非難してきた日本の、今ここにある危機について。今回も、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ■連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』とは

【連載  『革命のファンファーレ』から『夢と金』】

今日は【「お金を稼ぐ」と「お金を作る」の違い】です。

第136回 「お金を稼ぐ」は自分もやっているからセーフだけど、「お金を作る/仕事を創る」は自分はやっていないから怪しい!?…そう思う人はアウトです!

西野亮廣

お金を作る人がいないと、お金は稼げない

2~3年前にテレビで僕の仕事の創り方についての話をした時に、視聴者の方から詐欺師扱いされたことがありました。
千鳥の大悟さんがネタで「捕まってない詐欺師」とイジッて、それに乗っかる形で「お笑い」のネタとして「詐欺師」と言っておられる方が大半だったと思うのですが、中には本当に心の底から「詐欺」だと思っていた人がいて、ビックリしました。

番組で説明したのは「クラウドファンディングの仕組み」「プロセスが売れるようになる」ということ、あとは「Clubhouse」がバズる数ヶ月前だったので、「次の時代は耳(音声メディア)を押さえておくといいと思います」と言ったぐらい。

そこまで目新しいことは言ってないのですが、やたら「詐欺師」扱いされて、やたら「銭ゲバ」扱いされたんですね。

この理由は知りたいじゃないですか?
いろいろ仮説を立ててみたのですが、ある程度アタリはついていて、おそらく、テレビを見ている視聴者の大半は「労働(お金を稼ぐ)」はしたことがあるけれど、「仕事を創る(お金を作る)」をしたことがないから、お金を作っている様子が錬金術師のように見えちゃった…といったところだと思います。

「お金を稼ぐ」は自分もやっているからセーフだけど、「お金を作る/仕事を創る」は自分はやっていないから、なんか怪しい……という理屈です。

彼らには「お金の話ばっか、してやがる!」と映ってしまうみたい。

だけど、「お金の話」をしないと、お金は作れないし、お金を作る人がいないと、お金は稼げないんです。

ここが意外と理解されないのですが、会社で働いて給料を貰えているのは、当たり前ですが会社が仕事を作ってくれているからです。
クリエイターがギャラを貰えるのは、プロデューサーがお金(制作費)を引っ張ってきてくれているからです。

これ、くれぐれも「どちらが偉い」という話じゃないですよ?
「クリエイターが働いてくれる」という約束があるから、プロデューサーもお金を引っ張ってこれるわけで。

なので、互いの存在が必要で、僕らは皆で助け合って生きているハズなのに、「お金を稼ぐ人」が「お金を作る人」を軽視する、あるいは攻撃する…というのは実にバカげた話なんです。
プロデューサーがお金を作れなかったら、クリエイターは働いてもお金を貰えない。

事実、日本の演劇界でギャラの未払いなんて全然ある話で、裁判になって、結局「泣き寝入り(払われないまま)」というケースもあります。

僕、ちょこちょこフィリピンに行くんですけど、フィリピンの労働法では1日の収入は、職業問わず最低400ペソ(約1,000円)と定められています。

ただ、スラム街の方に行くと、そんなのは全然守られてなくて、丸一日働いて300円とか、400円とか。
これは要するに、「スラム街の方では『労働すればまともなお金が貰える』という仕組みが作れていない」ということになるわけですが、

極端な話をすると、「お金を作る話をするな! 仕事を創る話をするな! この詐欺師! この銭ゲバが!」という口撃の先に待っているのは、この世界です。
「あんたが働いて稼いだお金は、どこから出てきたと思ってんの?」という。

テレビをご覧のあなたのお父様が勤められている会社の社長が方々に頭を下げてお金を集めたり、何百回も失敗しながら、お金が作れる仕組みを作ったりしてくれたおかげで、あなたは今、暖かい家に住んで、家族で食卓を囲んで、テレビを観れてるんだよ…という話なのですが、ほとんどの人は「経営者」や「プロデューサー」を経験していないから、そのことが想像できない。

「自分はお金の話をしていないのに、アイツはお金の話をしてやがる! 銭ゲバだー!」といった調子です。

予算会議の生々しい様子を配信します

話はここからで、百歩譲って、テレビの視聴者さんだけがその調子ならば、まだいいんです。

問題は、エンタメ関係者(作り手)も8割~9割は、その調子なんです。

皆、一生懸命働いているけど、「お金を稼ぐ」ということは意識できても、「お金を作る」ということが全く意識できていない。
というか「どこから手をつけたらいいか分かりまへん」といった調子です。

先日、CHIMNEY TOWNのオフィスで舞台関係者だけの飲み会が開催されたのですが、そこでも、やっぱり、この問題は起きていて…これはよく言っていることですが、たとえばダンスカンパニーは元ダンサーだけで構成されていたり、バレエ団は元バレリーナだけで構成されていたりすることがほとんどで、そこに、まともな経営の知識を持った人間が入っていない。
だから、お金の作り方も、お金の守り方も、お金の使い方もズサンで(いきあたりばったりで)、お金を溶かしまくってる。

これは本当に由々しき問題で、クリエイティブがヘボくて夢が途絶えてしまうのは仕方ないと思うのですが、たったの「お金の勉強不足」「お金の練習不足」で子供の頃からの夢を諦めるのは、あまりにもやりきれない。

というわけで、もちろん、これもミュージカル『えんとつ町のプペル』の予算を作る一環ではありますが、自分達の予算会議の生々しい様子を配信しようと思います。
※チケットはコチラから

実際の会議のテンポ感も知っていただいた方がいいと思うので、公開収録で、ノー編集でお届けします。

「あー、そうやって予算を作ってるんだ」
「あー、そうやって予算を守ってるんだ」
という感じで、勉強して貰えると嬉しいです。

  

  

お知らせ! 予算の作り方がリアルに学べる!【3月28日21:00~】大劇場版ミュージカル『えんとつ町のプペル』"予算会議" オンライン視聴

チケットはコチラ

  

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西野亮廣「夢と金」
撮影:鞍留清隆

  

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お知らせ! バンドザウルスについて

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これは「子供施設に絵本を支援したことを証明してくれるNFT」で、NFTの売り上げで絵本を購入して子供施設にプレゼントします。

 

お知らせ!『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!

『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。
3月19日(火)に大分、
3月25日(月)に大阪、
4月17日(水)に兵庫、
4月18日(木)に大阪、
4月23日(火)に東京、
5月11日(土)に香川、
5月16日(木)に宮城、
6月27日(木)に東京、
8月12日(火)に関東近郊でそれぞれ『西野亮廣講演会』がございます。
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。
チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。
サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。
会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。
講演会開催情報

よろしくお願いします。

 

西野亮廣氏ポートレイト

西野亮廣Akihiro Nishino
1980年生まれ。芸人・絵本作家。モノクロのペン1本で描いた絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』。完全分業制によるオールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。小説に『グッド・コマーシャル』。ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』。共著として『バカとつき合うな』。製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす。そのほか「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」の長編映画コンペティション部門にノミネート、ロッテルダム国際映画祭クロージング作品として上映、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待されるなど、海外でも注目を集めている。また「えんとつ町のプペル」は、ミュージカルや歌舞伎にもなっている。

●国内最大となる、約4万人の会員数を誇る有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)「西野亮廣エンタメ研究所」はこちら
●70万部の絵本『えんとつ町のプペル』のご購入はこちら
●最新絵本『みにくいマルコ~えんとつ町に咲いた花~』のご購入はこちら

■連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』とは
猛烈な勢いで仮説・検証・実行・改善を繰り返し、多彩なプロジェクトを成功させてきた西野亮廣さん。ベストセラー『夢と金』の著者でもあり、現代の日本において、ビジネスパーソンがベンチマークすべき人物の筆頭といえる西野さんの“今”をお届けする連載。

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TEXT=西野亮廣

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