23万部を突破した『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さんが、以前からたびたび話に出してくるのが、「(自分のビジネスに)VIPを取り込む設計」。今回は、先月ブロードウェイで投資家の方々から多額の出資を募った経験をもとに、説得力のある話を展開! 今回も、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ) ■連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』とは
【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】
今日は【VIP戦略を仕掛けるなら、プロを入れろ】というテーマでお話ししたいと思います。
第134回 VIP戦略を、あてずっぽうでやるな。VIPと繋がるのは、簡単なことじゃない!…だったら、何をすればいいか? 答えは一つ!
『夢と金』の中でも、かなり厚めに書いた「VIP戦略」
2023年に出させていただいた『夢と金』という本が発行部数23万部という(現代ではヒットと呼んでいい)結果が出たわけですが…その本の中で、飛行機のビジネスモデルを例に『VIP戦略』について、かなり厚めに書いたんです。
「ファーストクラスの人から大きなお金をいただいているから、エコノミー席は、あの値段で済んでいるのに、普段、エコノミー席を利用している人達の中に、ファーストクラスに対して『高い!』と批判して、ファーストクラスを潰しにかかる人いるけど、それ、自爆行為ですよ?」というアレです。
すっごい端的に言うと、自分の生活圏内、商圏、あるいは、自分が利用するサービスの中に、富裕層がいた方が絶対に得なんです。
税金で考えたら分かることだと思うのですが、あなたの村に、イーロンマスクと、ビルゲイツと、ジェフベソスと、ベルナールアルノーが住んでいたら、村の公共サービスは全て無料で利用できるのに、「村から出ていけー」と竹槍でツンツンしてしまっている…みたいな話です。
心の底から「…いや、マジで何やってんの」と思いますが、これが日本人のマネーリテラシー、ビジネスリテラシーの現状だったりもします。
#どうか次の世代を生きる子供達には受け継いで欲しくない
それもあって、世のお父さんお母さんに、そして、学校の先生方に向けて、「あんたの子供を守りたいのなら、ちょっとは勉強しなさい」とブチギレ説教をかましたのが『夢と金』です。
まだ読んでいない大人は全員読んでください。
自分がどれだけ愚かで、子供達に対して、これまでどれだけ残酷なことをしていたかを御理解いただけると思います。
『夢と金』(西野亮廣)
「VIPサービスの仕掛人か、VIPを雇う」が一番てっとり早い
そんな本の影響があったと思うのですが、日本でも、ようやく去年の夏祭りあたりから『VIP席』というのが積極的に出されるようになってきて、「VIPを取り込むこと」の重要性が少しは広まったように思うのですが、数百社のコンサルをしていて目の当たりにするのは、「VIP商品(サービス)の設計があまりにも、あてずっぽうすぎる」という現実です。
これまでVIPサービスを作ったことがない…さらには、自分でVIPサービスを利用したことがない人が、メチャクチャあてずっぽうで「金持ちって、こんなの好きなんじゃね?」という感じで、VIPサービスを設計してしまっていて、富裕層から完全にスルーされている。
ヒドイので言えば、「劇場の最前列ど真ん中の席を王様の椅子にして、そこをVIP席として販売する」みたいな(笑)。
罰ゲームもいいところです。
そんな席、大金もらっても座りたくありません。
で、ここで「あのVIPサービスがダメだ」「このVIPサービスがダメだ」と言っていると、時間がいくらあっても足りないので、誰でもできるメチャクチャ簡単な解決方法をお伝えすると……VIPサービスの作り方が分からない人は、自分でやろうとせずに、VIPサービスの仕掛人か、VIPを雇ってください。
それが一番てっとり早い。
「追加で予算がかかるじゃん」と思うかもしれませんが、エビで鯛を釣るようなもんで、その人に50万円払うことで、1000万円を作ることができるならプラスなわけで…これ、僕が今、バッチバチにやっているブロードウェイ村がまさにそうなのですが、「あの投資家を引っ張ってくる為に、この人を雇おう」みたいな話が当たり前のようにあるんです。
VIPを雇うメリットは2つあって、1つ目は「VIPサービスの作り方を学べる」ということ。
そして2つ目…これが大事なんですけども、「その人自体が、VIPと繋がっている」ということ。
要するに、VIPの友達に「これ、今、俺が協力させてもらっているサービスなんだけど…」と言ってもらうわけです。
VIPって簡単に繋がることができないので、これは本当に大きい。
ニューヨークで仕掛けているミュージカル『えんとつ町のプペル』は、すでに、次のステージに進むための予算をブロードウェイの投資家さん達から集めたのですが、兵庫県川西市出身の田舎臭い中年が、いきなりブロードウェイの投資家と繋がれるわけはなくて。
今回は、まさにその方法で繋がったんです。
現場のリアルな話なので、ちょっとは説得力があるでしょ?(笑)
参考にしてみてください。
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お知らせ!『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。
3月06日(水)に愛媛、
3月19日(火)に大分、
3月25日(月)に大阪、
4月17日(水)に兵庫、
4月18日(木)に大阪、
4月23日(火)に東京、
4月24日(水)に香川、
8月12日(火)に関東近郊でそれぞれ『西野亮廣講演会』がございます。
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。
チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。
サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。
会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。
講演会開催情報
よろしくお願いします。
西野亮廣/Akihiro Nishino
1980年生まれ。芸人・絵本作家。モノクロのペン1本で描いた絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』。完全分業制によるオールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。小説に『グッド・コマーシャル』。ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』。共著として『バカとつき合うな』。製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす。そのほか「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」の長編映画コンペティション部門にノミネート、ロッテルダム国際映画祭クロージング作品として上映、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待されるなど、海外でも注目を集めている。また「えんとつ町のプペル」は、ミュージカルや歌舞伎にもなっている。
●国内最大となる、約4万人の会員数を誇る有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)「西野亮廣エンタメ研究所」はこちら。
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●最新絵本『みにくいマルコ~えんとつ町に咲いた花~』のご購入はこちら。
■連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』とは
猛烈な勢いで仮説・検証・実行・改善を繰り返し、多彩なプロジェクトを成功させてきた西野亮廣さん。ベストセラー『夢と金』の著者でもあり、現代の日本において、ビジネスパーソンがベンチマークすべき人物の筆頭といえる西野さんの“今”をお届けする連載。