新旧の宿が、それぞれの美意識で進化を遂げる熱海。温泉、眺望、そして海と山に育まれた熱海ならではの美食がひとつになる、食通こそ訪れるべきオーベルジュへ。今回は、「ATAMI 海峯楼」をご紹介。【特集 偏愛リゾート軽井沢&熱海】

美食を味わいながら過ごす夢幻の時
清らかな水は心を浄化し、煌めくガラスは光を捉えながら、非日常の時を演出する。
世界的な建築家、隈研吾氏が手がけ、現在は国内外から多くのゲストが訪れる「ATAMI 海峯楼」。「アートの世界に身を置く」体験をひとつのコンセプトに掲げており、館内にはガラス造形作家の狩野智宏のアートが点在。明治から平成にかけて活躍した版画家、徳力富吉郎が描いた松と波の襖絵に彩られた大広間にも目と心を惹きつけられる。客室数を限定したスモールラグジュアリーなホテルのなかでも心の琴線に響く空間デザインは、時を経て輝きを増し、限りなく透明な世界に包まれるウォーターバルコニーは人と自然の叡智の結晶を実感する。
季節や気候、時間帯によって異なる海と空の表情を間近に、美食を味わいながら過ごす夢幻の時。料理は伊豆食材をメインに扱っており、エネルギッシュな旬味はそのまま心の糧となる。ここはラグジュアリースイートの宿泊客のみが利用可能だが、水とガラスが織りなす美景は全客室で体感することができ、光射す海を眺めるうちに心身が澄みわたる感覚に。癒やしや安寧にとどまらない、充足の時がここにある。
ATAMI 海峯楼/ATAMI KAIHOUROU
住所:静岡県熱海市春日町8-33
TEL:0570-0117-22
客室数:全4室(3タイプ)
料金:1泊2食つき¥79,200~(2名利用時の1室料金)
施設:ダイニング、バー、ウォーターバルコニー、貸切温泉
この記事はGOETHE 2026年7月号「総力特集:偏愛リゾート最前線!」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら





