フランス発祥の“泊まれるレストラン”、オーベルジュが活況だ。その土地ならではの食材の恵みを慈しみ、料理人の技術とセンスを盛りこんだ感動すら覚えるひと皿を目的とする旅。2023年から今夏に向けて続々とオープンする新オーベルジュを中心に、恍惚の味わいと憩いの時を紹介する。今回は、沖縄・宮古島の「アヤンナ 宮古島」。【特集 オーベルジュの誘惑】
リゾート×オーベルジュの贅
沖縄本島の南西に浮かぶ宮古諸島は、サラサラの白砂が続くビーチと、どこまでも透明な海が広がるリゾート。そんな憧れの南の島に、全室プールつきのオーベルジュリゾート「アヤンナ宮古島」が2024年4月にオープンした。
ゲストルーム前には亜熱帯植物が茂る南国の景色が広がり、客室は、リビング・ダイニングとベッドルーム、テラスにはBBQスペースもあって開放的だ。
レストランでは宮古の海で獲れる新鮮な魚介のほか、沖縄食材をフレンチ割烹の技法で仕立てた琉球イノベーティブ料理が提供される。
プールにトレイを浮かべて色鮮やかなフルーツや野菜、自家製のペストリーなどを味わうフローティングブレックファーストなど、新感覚の滞在を満喫できるはずだ。
この記事はGOETHE 2024年8月号「総力特集:オーベルジュの誘惑」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら