海外との往来が復活しつつある2022年と言えども、夏休みの旅行は国内を選ぶ人はまだまだ多いはず。ならば、"泊まる場所"のクオリティをとことん追求して、ラグジュアリーホテルのスイートルームをチョイスしてみてはいかがだろうか? スイートルームに泊まればラウンジが使えたり、ドリンクサービスがついたりと、意外な特典も。東京、京都、北海道という人気のデスティネーションに近年オープンした新スイートルームをピックアップしてお届け。※2022年6月掲載記事を再編
東京|おひとり様にもおすすめ「パレスホテル東京」
落ち着きと品格に満ちた「最上質の日本」と呼ぶにふさわしい、おもてなしに定評のある「パレスホテル東京」。2022年5月17日に10周年を迎え、この記念の年に新設した「プレミアスイート」は、暮らすように滞在するホテルライフを提案。スイートとして、すでに「テラススイート」(120平米)など、広さや間取りの異なる12室があり、常に高稼働という人気ぶりだが、この「プレミアスイート」6室(90平米。ツイン2室、キング4室)は、ここ数年高まってきたワーケーションやステイケーションなどホテル滞在を目的とするニーズに応えている。
京都|絵画のような絶景と京文化に包まれる「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」
2022年1月20日に誕生した「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」の総客室数は60室で、テーマは「東山に佇む山荘」。うち、8室が「別邸スイート」となる。北側に位置するスイートに足を踏み入れると、自動でカーテンが開き、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の境内や、東山に広がる自然が目に飛び込んでくる。大きな窓に面した縁側に座ると、その美しい光景に時が経つのも忘れるほど。親鸞聖人草庵跡と伝わる寺院「真宗大谷派岡崎別院(東本願寺岡崎別院)」の隣地に位置するため、借景は格別だ。
北海道|夏のニセコは狙い目「東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ」
北海道・ニセコ町にある「東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ」は、リッツ・カールトンの最上級ホテルブランド「リッツ・カールトン・リザーブ」として世界で5軒目、日本では初となるホテルだ。スイートルームは、窓から羊蹄山を臨む「羊蹄スイート」と、2ベッドルームの「東山スイート」。「羊蹄スイート」は、リビングルームの窓一面にニセコの自然の大パノラマが広がり、富士山よりも富士山らしいシルエットの羊蹄山と対峙する。ベッドルームに移動しても大パノラマは続き、まるで木々の緑が部屋の中までリフレクションしているような心地よい空間だ。
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