世界的メゾンや自動車メーカーの名前を冠した高級レジデンスには、建築のみならずインテリアやガレージにいたるまで、ブランド哲学が宿っている。日常そのものをラグジュアリー体験へと昇華する、至高の住処を覗いてみる。今回は「アストンマーティン・レジデンス」を紹介する。【特集 超絶レジデンスとシェア別荘】

アストンマーティン・レジデンス
アストンマーティン初の住宅プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」が完成したのは2024年のこと。マイアミ川が注ぐビスケーン湾を望む66階建て、全391戸のコンドミニアムは、アストンマーティンのデザインチームと世界的建築家、ロドルフォ・ミアーニ氏が共同で設計。船の帆を模した外観が特徴的で、屋内には自動車のインテリアに着想した空間が広がる。
マイアミに続き、アジアで初めて誕生したのが「N°001 Minami Aoyama」。延床面積724㎡、地上3階・地下1階にスパやジムなどを備えた、完全オーダーメイドのプライベートレジデンスだ。地上階のオートモーティブ・ギャラリーにはクルマを2台駐められ、さながら美術館のような展示空間。
独自のデザイン哲学とクラフトマンシップがつまった不動産プロジェクトは、今後も世界各地で続くとのことだ。
この記事はGOETHE 2025年12月号「総力特集:超絶レジデンス+シェア別荘」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら





