今、別荘を「シェアで所有」する富裕層たちが増えている。人生をさらに充実させる第二、第三の拠点を、彼らはなぜ「シェア」するのだろうか。ゲーテが選ぶ珠玉のブランドを紹介しながらその理由をひも解いていく。今回は「NOT A HOTEL」を紹介する。【特集 超絶レジデンスとシェア別荘】

壮大なスケールで描く夢のような別荘(いえ)の数々
3,000坪の広大な敷地にたった1軒だけ建てられた藤本壮介氏による「NOT A HOTEL ISHIGAKI」など、壮大なプロジェクトを数々展開するのが「NOT A HOTEL」だ。「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、2020年の創業から物件数を増やしてきた。前述の藤本壮介氏、NIGO®氏、ビャルケ・インゲルス氏、ジャン・ヌーベル氏などの世界的に活躍する建築家やクリエイターたちがその設計者として名を連ねる。
購入は年10日単位から可能。専用アプリで予約やチェックイン、コンシェルジュとのやり取りができるのも特徴だ。また、全施設にスマホやタブレットから照明やエアコンやサウナなどの温度調整ができる自社開発のスマートホーム機能を搭載。全拠点で同じ操作性を実現しているため、初めて訪れる拠点でも戸惑うことなく快適に過ごせる。
2029年開業予定|NOT A HOTEL RUSUTSU
北海道・ルスツに、専有面積2574.2㎡と、これまでのNOT A HOTELのなかでも最大規模となる邸宅が誕生予定。国際的にも高く評価されるスキー場「ルスツリゾート」の頂にあり、3つの山と37の多彩なコース、総滑走距離42kmを誇る広大なゲレンデに直結する。「蝦夷富士」と称される羊蹄山を眼前にヴィラからそのままスキーアウトできる。専用のヘリポートも建設予定だ。
2026年開業予定|NOT A HOTEL SETOUCHI
世界的建築家、ビャルケ・インゲルス氏が瀬戸内を望む約1万坪の半島ごとデザインするプロジェクト。高い丘の頂に立つ「360」、円形のプールを中心に据えた構造の「270」、岸壁に沿うように造られどこからでもオーシャンビューの「180」の3つのヴィラから成る。すべての棟は700㎡超え、広大なテラス、中庭、プール、サウナを備える。目の前の瀬戸内海と森を独占、静けさのなかで過ごす究極の場所になるだろう。
NOT A HOTEL物件一覧
開業済み物件のほか、これから竣工予定含む
北海道・ルスツ
「RUSUTSU」
群馬県・みなかみ
「TOJI」
栃木県・那須
「MASTERPIECE」「CAVE」「THINK」
神奈川県・三浦
「CLUB VILLA」「CLUB SUITE」
千葉県・富津
「THE NIGO HOUSE」
群馬県・北軽井沢
「BASE L」「BASE M」「BASE S」「MASU」「IRORI」「NATURE WITHIN」「IRORI2.0」
広島県・佐木島
「NOT A HOTEL SETOUCHI 360/270/180」
宮崎県・青島
「MASTERPIECE」「CHILL」「CHILL2.0」「SURF」「GARDEN」「COAST」
福岡県・福岡市
「+PENTHOUSE」「+SOUND」「+BAR」「+RETREAT」「+ATELIER」「+CHEF」「+DESK」「+DOMA」
鹿児島県・屋久島
「YAKUSHIMA」
沖縄県・石垣島
「EARTH」

NOT A HOTEL/ノット ア ホテル
https://notahotel.com
この記事はGOETHE 2025年12月号「総力特集:超絶レジデンス+シェア別荘」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら







