131階の超高層住宅から、フィヨルドに佇む集合住宅まで……。斬新なデザインで、建築史に名を残すであろう世界のレジデンスを編集部の独断と偏見で選び紹介する。今回紹介するのは、フランス・モンペリエ「ラルブル・ブラン」。【特集 超絶レジデンスとシェア別荘】

モンペリエ|ラルブル・ブラン
建築家・藤本壮介氏がフランス人建築家のニコラ・レズネ氏、ディミトリ・ルッセル氏、OXOアーキテクツらと協働し、2019年に完成させた。17階建て56mの高さで、110戸の住居のほかに、レストラン、アートギャラリー、オフィス、ルーフトップバーなどが入る。
「ラルブル・ブラン」とはフランス語で「白い木」という意味で、まさに白い大樹が枝を広げたような外観だ。枝に見える部分はテラスになっていて、上階のテラスがひさしとなり、日差しを遮りながら快適に過ごせる設計。目の前のレズ川に映る「逆さラルブル・ブラン」も美しい。
この記事はGOETHE 2025年12月号「総力特集:超絶レジデンス+シェア別荘」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

