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GOLF

2024.01.14

アマチュアが参考にすべき! 2024年復活期待のタイガー・ウッズが実践する前傾姿勢ドリル

吉田洋一郎コーチによる最新ゴルフレッスン番外編。今回は、2024年の注目選手とともに、復活が期待されるタイガー・ウッズが実践する前傾姿勢を保つドリルを紹介する。

2023年のPNC選手権で話題となったタイガー・ウッズ親子。
オフシーズン恒例のスター選手たちが親子で競い合うPNC選手権。4年連続で出場したタイガー・ウッズと長男のチャーリー・ウッズ。長女のサムが初めてタイガーのキャディを務めた。

充実しているシェフラーとグランドスラムを狙うマキロイ

12年ぶりに1月開幕となったPGAツアーの2024年シーズン。例年通り、ハワイ・マウイ島のプランテーションコース at カパルアで、ザ・セントリー(1月4日~7日)が開催された。

前シーズンの勝者のみが出場できた前回大会までと異なり、2024年は昨シーズンのフェデックスカップポイントランキングのトップ50も参加できるようになり、シーズン初戦にふさわしい豪華な顔ぶれとなった。10アンダーが続出するバーディー合戦となるなか、クリス・カークが29アンダーで通算6勝目を挙げた。

開幕戦からハイレベルな戦いが繰り広げられたが、2024年シーズンもスコッティ・シェフラーとローリー・マキロイの世界ランク1、2位の2人が中心となって展開していくだろう。

3位のラームがLIVゴルフに電撃移籍し、PGAツアーから出場停止の処分を受けたことは残念だが、2023年に年間王者となった世界ランク4位のビクトル・ホブランが、トップ2の2人に並ぶ活躍ができるかが注目だ。

スコッティ・シェフラーは、名門テキサス大学で活躍した後に2018年にプロ転向し、2022年にツアー初優勝を果たすと、さらに2勝を挙げて世界ランキング1位まで駆け上がり、マスターズでメジャー初優勝を勝ち取った。

2023年もツアー2勝を挙げ、12月に行われたヒーローワールドチャレンジも制した。ここ2年は年間を通して安定した成績を上げており、2024年も同様の強さを見せてくれるだろう。

北アイルランド出身のローリー・マキロイも昨シーズン2勝を挙げるなど活躍したが、2024年シーズンは念願のグランドスラム達成が目標となる。グランドスラム達成にはマスターズを残すのみだが、10年目を迎えるため、そろそろ結果を出したいところだ。

PGAツアー選手会理事を辞退するなど、自身のゴルフに集中できる環境は整っており、マスターズに照準を絞って調整してくると思われる。

昨シーズン世界王者ホブランや若手の躍進にも注目

トップ2に割って入りそうなのが、2023年シーズンの年間王者、ビクトル・ホブランだ。

ノルウェー出身のホブランは、大学時代からアマ強豪として活躍し、2019年にプロ転向。2020年から毎シーズン勝利を挙げている。

2023年シーズンはプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」と最終戦「ツアー選手権」を制して、年間王者に輝いた。

身長178㎝とPGAツアー選手のなかでは体格に恵まれているほうではないが、下半身を積極的に使うことで平均305ヤードの飛距離を生み出している。苦手としていたアプローチも改善しており、初のメジャータイトルも狙える状態だ。

ホブランに続く若手として2024年の活躍が期待されるのは、昨シーズンにルーキーながら欧米両ツアーで勝利を挙げたルドビグ・アバーグ。また、欧州ツアーで賞金ランク2位に入り、アバーグとともにライダーカップの欧州チームに選ばれたニコライ・ホイガードも楽しみな存在だ。

2023年7月の欧米共催のバラクーダ選手権を制してツアー初優勝を果たしたアクシェイ・バティアにも注目したい。

大学に進まずに17歳でプロに転向しているため、まだ21歳(2024年1月末で22歳)という若さが魅力の選手だ。開幕戦も最終組で優勝争いを演じるなど、着実に経験値を増やしており、キャリア2勝目が期待される。

タイガー・ウッズの復活や日本勢の活躍にも期待

昨シーズンは若手の台頭とともにベテランの復調も目立ったが、2024年シーズン最も復活が待たれるのはタイガー・ウッズだ。

2023年4月に右足を再手術した後、リハビリに専念していたが、復帰戦となった年末のヒーローワールドチャレンジでは通算イーブンパーの単独18位で4日間を完走。長男のチャーリーさんと出場したPNC選手権では5位になるなど、痛みもなく順調に回復しているようだ。

見る限りスイングには問題がなさそうなので、4日間痛みもなくプレーできれば、2019年のZOZOチャンピオンシップ以来の優勝、ツアー最多83勝の達成も夢ではないだろう。ナイキとの27年に及ぶパートナーシップが終了し、心機一転で臨む今シーズンに期待したい。

日本勢では、体調不良で1年間苦しんだ日本のエース、松山英樹がどこまで復調できるかが注目だ。苦しみながらもフェデックスポイントランキングで50位に滑り込むなど、最低限の結果は出せた。32歳とまだまだ活躍できる年齢だけに、もう一度優勝争いをする姿を見たい。

松山に次ぐ注目選手といえば、DPワールドツアーでトップ10に入り、PGAツアーへの出場権を手にした久常涼にも期待したい。

まだ21歳だが、若くして海外に飛び出し、たった1年でPGAツアーへの切符に手に入れたのは見事だった。米国の試合環境に慣れることができれば活躍が期待できるのではないだろうか。

ウッズの前傾姿勢を保つドリル

復活が期待されるタイガー・ウッズは、練習場で前傾姿勢を保つためのドリルを行うことがある。シンプルで基本的なドリルなので、アマチュアゴルファーにも参考になるので紹介したい。

ドリルはクラブを持たず、腰を深く落としてダウンスイングの形を作るというシンプルな動きだ。この動きによってダウンスイングの沈み込み動作を体に覚え込ませることができるため、前傾角度をキープしてインパクトを迎えることができる。

実際のスイングではそこまで体を沈みこませることはできないが、練習なのでゆっくりと極端に体を沈みこませてほしい。

ただ、体を沈みこませるといっても膝を前に突き出して曲げたり、上半身だけを倒したりしてはいけない。おしりを突き出すように、骨盤を前傾させながら沈みこむことが大切だ。

決して、膝を使ったり上半身を動かしたりせず、骨盤の動きに連動して前傾角度を深くしてほしい。そして、その態勢をイメージしてスイング動作を行うことで、前傾姿勢をキープしながらスイングする感覚が身に付くはずだ。

どこでもできる練習なので、コースに出る前やプレーのちょっとした合間に行い、体の動きを確認してみてほしい。

動画解説はコチラ

吉田洋一郎/Hiroichiro Yoshida
1978年北海道生まれ。ゴルフスイングコンサルタント。世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベター氏を2度にわたって日本へ招聘し、一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。『PGAツアー 超一流たちのティーチング革命』など著書多数。

TEXT=吉田洋一郎

PHOTOGRAPH=ZUMA Press/アフロ

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