トム フォード、ブリオーニ、ロロ・ピアーナ、サンローラン…大人のための贅沢な快適夏ジャケット6選

エグゼクティブが纏うべき、本物の「贅沢」とは何か。スタイリストとしてこれまで数多のスタイルを構築し、ブランドディレクションも手がける野口強氏は、最も重視すべき点として“上質素材がもたらす心地よさ”を挙げる。見た目涼しく＆着て快適。夏のジャケットスタイルを優雅に。【特集 贅沢な服】

1．トム フォード

天然繊維だからこそ生じる美しいシワは最上級のリネンの証。シャンパンゴールドのリネンジャケットは、本物の上質を余裕とともに愉しむ大人にこそ着てほしい贅沢な1着だ。

2．ロロ・ピアーナ

タイムレスな上質がブランドの伝統と矜持を物語る名品ミラノ・ジャケット。新作で登場したのは、独自のロータス・フラワー®とシルクの生糸ならではの節（ネップ）を敢えて表に出し、素朴でラフな面持ちに仕上げたカシミア混のダブル。

3．ブリオーニ

上品な光沢、涼感と軽さ、端正な仕立て、そしてシックなカラーリング。シルクシアサッカーのダブルブレストジャケットは、日本の暑い季節のテーラードスタイルの弱点をいとも簡単に凌駕する。同素材のパンツ、さらにシャツとセットアップで、圧巻の着心地を堪能したい。

4．サンローラン

ダブルブレストジャケットは、若い世代にも支持が広がる人気のアイテム。シネウール製の6つボタンジャケットは、やや低めのゴージ位置で重心を低めに設定しているので、カジュアルな着こなしにもマッチするフレキシブルさが大いに頼もしい。

5．セリーヌ

クラシカルなパイプド・エッジディテールが、プレッピーなムードを誘うブレザータイプのジャケット。金ボタンの繊細な細工や胸元の金糸のエンブレムが、本物感を増幅させる格上のクオリティ。Tシャツとジーンズにラフに羽織っても瞬時にキマる。

6．ブリオーニ

シルク、カシミア、リネンを絶妙にブレンドした最上級の生地を、軽く柔らかなタッチで仕立てたふたつボタンジャケット。上品で涼しげな色合いがこれからの季節にもぴったりで、出張や旅先でのディナーや、肩ひじ張らないパーティなどにも重宝しそうだ。

【特集 贅沢な服】