淡くて詩的で余韻のある料理、木々と一体感のある店内。そんな感性豊かなレストランが、軽井沢にはある。腕利きのシェフが紡ぐ、美しい感動のひと皿を求めて──。今回は、中軽井沢のモダンフレンチ「TOEDA(トエダ)」を紹介する。【特集 偏愛リゾート軽井沢&熱海】

五感を満たし、心を整える戸枝忠孝のガストロノミー
中軽井沢の一軒家レストラン「TOEDA」は、知る人ぞ知る美食の目的地。プライベート感のあるダイニングの窓外には、浅間山付近を水源とする湯川と豊かな緑が広がり、初夏には蛍も舞う。
オーナーシェフの戸枝忠孝氏は、ジョルジュ・ブランやレジス・マルコンら3つ星で研鑽を積んだ後、東京、大阪、軽井沢の名店で腕を磨き、独立後には世界最高峰の料理コンクール「ボキューズ・ドール」に日本代表として挑んだ。確かな技術と国際舞台で培った視座を持つ料理人である。その哲学は明快で、「遠くまで足を運んでいただくなら、その土地でしか味わえないひと皿を」。信州豚、信州牛、リンゴ、キノコなど、食材の9割以上は信州産。ペアリングつきのおまかせコースでは、素材の個性を精密な技術で引きだした約10品が提供される。
スペシャリテは、シェフが惚れこむ八千穂漁業の信州サーモンと野沢菜、海苔を用い、飾り巻き寿司の技を取り入れて仕立てたテリーヌ。仔豚のローストには小枝を模した蕎麦粉のチュイルを添え、信州の自然を表現。ひと皿ごとにアートのような美しさが宿るコースで、軽井沢の自然を五感で享受したい。
TOEDA/トエダ
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉1877-1
TEL:0267-45-7038
営業時間:11:30~12:00最終入店、18:30~19:00最終入店
定休日:不定休
座席数:10席(個室1室)
料金:ランチ¥15,400(日曜¥33,000/ペアリングつき)、ディナー¥33,000(ペアリングつき)
※要予約
この記事はGOETHE 2026年7月号「総力特集:偏愛リゾート最前線!」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら





