ルイ・ヴィトンが複雑機構を搭載した腕時計「タンブール タイコ アーティー・オートマタ」を発表した。

オートマタ×エナメル文字盤で表現するポップな世界
スイス・ジュネーブにあるルイ・ヴィトンの時計製造工房「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」。高品質の時計を自社で一貫製造するのはもちろん、超複雑機構と高度な芸術表現を兼ね備えたアートピースも生み出すメゾンの中核だ。
これまでも数々の複雑時計を手がけてきた工房が新たなハイエンドウォッチを生み出した。「タンブール タイコ アーティー・オートマタ」はからくりで動く文字盤と卓越したエナメル技法、フライングトゥールビヨンが一つになった腕時計だ。
42mmのホワイトゴールドケースの中には、メゾンがこれまで重ねてきた数々のアーティストとのコラボレーションから着想を得たポップな世界が広がる。立体的な文字盤は、20ものミニチュアを4層の高さで配置しており、6時位置には重力による時計のずれを補正するフライングトゥールビヨンが収められている。

8時位置のプッシュボタンを押すと、文字盤のからくりが稼働を始める。ダイヤモンドをあしらった4つのモノグラム・フラワーや、リアルフェザーで装飾した瞳、唇にはさまれたハートなどが思い思いに動くことで自由な世界観を表現。
トゥールビヨンの左側では、ダイヤモンドを配した「L」の文字がスイングすることで「LOVE」から「MOVE」へとメッセージが切り替わるなど、自社製キャリバー「LFT AU05.01」によって7つのアニメーションの動きが同時に楽しめる複雑機構となっている。
さらに、本モデルの特筆すべき点は複雑かつ鮮やかなエナメル表現だ。

金属を彫った溝にエナメルを流し込んで立体的な模様を表現するシャンルベエナメル技法を採用。使われる色は23種類にも及ぶ。色と透明度に応じて焼成温度が異なるため、何度も色塗りと焼成を繰り返す丹念な作業が施される。
それらの色の中でも、レッド・ピンク・パープルのエナメルは狙った色調を出すのが非常に困難。文字盤の完成までには250時間以上が費やされるという。熟練した職人の手仕事が光る、まさにアート作品そのものだ。

©Ulysse Frechelin
またメゾンのアイコンである「タンブール タイコ」ケースのベゼル外周には虹色のグラデーションを描くバゲットカットのルビーとサファイアをセット。華やかな文字盤の魅力をさらに引き立てている。
文字盤に広がるポップで独創的なデザインや遊び心に満ちたからくり要素など、ルイ・ヴィトンにしか生み出せない世界観は唯一無二。一方で本モデルの真骨頂は、圧巻のエナメル表現やフライングトゥールビヨンなどの要素だ。メゾンが誇る時計製造の美学と技術に驚嘆するタイムピースとなっている。

自動巻き、18KWGケース、径42mm。価格は要問い合わせ。
©Louis Vuitton
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ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL:0120-00-1854

