ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2025に合わせて、ジェラルド・ジェンタから「ミニッツ・リピーター」が発表された。

音色で時刻を知らせる超絶機構「ミニッツ・リピーター」
“時計界のピカソ”と称される天才時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏。彼がデザインした数々の時計は、現在でも有名ブランドのフラッグシップモデルとして君臨し続けている。
「ジェラルド・ジェンタ」はジェンタ氏が自身の名を冠し、1969年にスイスのジュネーブで創設したメゾン。2023年にはルイ・ヴィトンの支援を受け、ブランドを復活させている。
最新作は、機械式時計における3大複雑機構といわれるミニッツ・リピーター機能を搭載したモデルだ。
ジェンタ氏がこよなく愛したミニッツ・リピーターは、時計内部のハンマーがゴング(鐘)を叩くことによって生じる美しい音色で時刻を知らせる仕組みのこと。
本モデルは、ジェンタ氏が遺した時計のデザインを再解釈。イエローゴールド製のケースは、ジェンタ氏が得意とした八角形のデザインを彷彿とさせる独特のフォルムで設計され、光沢感のあるオニキスのダイヤルが組み合わさる。
径40mm、わずか9.6mmの厚さのケースに収められた複雑機構は、ミニッツ・リピーターが奏でる音色と音響を最上のものにするため完璧に設計されており、職人の耳と手作業によってチューニングが施されている。
本作は年間の生産が10本のみという希少モデル。シンプルかつエレガントな意匠とは裏腹の複雑機構を内蔵し、音色で時刻を告げるロマン溢れる特別なタイムピースだ。
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ジェラルド・ジェンタ https://www.geraldgenta.com