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2026.02.04

ルイ・ヴィトンの最高峰時計製造工房から、2ブランドが復活

’80年代の機械式腕時計復興期から’90年代の興隆期にかけて、かたや時計師として、かたやデザイナーとして大きな足跡を残したダニエル・ロート氏とジェラルド・ジェンタ氏。それぞれの名を冠した2ブランドが2023年からラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンの最高峰ウォッチメイキング工房)の下で再始動し、日本国内ではアワーグラス銀座での取り扱いが始まっている。

ルイ・ヴィトンの最高峰時計製造工房から、ふたつの独立系メゾンが復活

視線が集中するふたつの独立系メゾン

同店が2002年にオープンする以前、1996年設立のザ アワーグラス ジャパンが、この2ブランドの輸入総代理店だった。その絆が再びつながったことも興味深い。

先日、アワーグラス銀座で新作が披露された。ダニエル・ロートからは、復帰後第1作として発表され、ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ2024のトゥールビヨン部門でグランプリを獲得した「トゥールビヨン スースクリプション」の後継となるプラチナ仕様が登場。ストレートタイプのハンドギョーシェや極めて浅い角度で仕上げた繊細なコート・ド・ジュネーブ装飾をはじめ仕上げも見事だ。

ジェラルド・ジェンタからは、ブランドのDNAを再解釈し、アーティスティック・ディレクターのマチュー・エジ氏がデザインを手がけたクッション型ケースのミニッツ・リピーターと、往年のアバンギャルドなモデルをベースに、ベゼルに多数の突起をひとつずつ手作業で取りつけ、サイズアップした「ジェンティッシマ ウルサン」の2本が登場。

いずれも2メゾンのヘリテージをリスペクトしつつ、最新技術でアップデートされ、洗練の度を加えた新たな魅力に溢れている。

Gérald Genta ミニッツ・リピーター

チャイミング機構を好んだというジェンタ氏。その’70年代のモデルを着想源にして、新たにデザイン。文字盤はオニキス製。内周は正円で、外周はケースに沿ったミニッツトラックであるのも目を引く。年間生産本数10本。

Gérald Genta ミニッツ・リピーター
手巻き、18KYGケース、径40mm。320,000スイスフラン

DANIEL ROTH トゥールビヨン・プラチナ

シグネチャーであるダブルエリプスケースのトゥールビヨンモデルに、これまでのYG、RGに続くプラチナ製ケースが登場。完全自社製ムーブメントはゼンマイ巻き上げ時の操作感にもこだわり、精緻な手巻きの妙を堪能できる。

DANIEL ROTH トゥールビヨン・プラチナ

手巻き、Ptケース、サイズ縦38.6×横35.5mm。185,000スイスフラン

Gérald Genta ジェンティッシマ ウルサン 41

ウルサンとは仏語でウニ。刺々(とげとげ)しいフォルムを従来よりもサイズアップし、文字盤にメテオライト(隕石)を採用。ゼニス製エリートをベースとするCal.GG-005を搭載。カラーはグリーンもあり。

自動巻き、Ti+18KWGケース、径41mm。25,000スイスフラン

問い合わせ
アワーグラス銀座 TEL:03-5537-7888

TEXT=まつあみ靖

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