最上ブランドの頂点にして、世界に唯一無二。トップランナーのために仕立て、創造されるスペシャルワンなクルマと時計。走りと時が交差する、超絶美を纏ったマスターピースを追う。今回は、ヴァシュロン・コンスタンタンの「レ・キャビノティエ」を紹介する。【特集 最幸の贅沢】

古の芸術技法から生まれる一点モノのタイムピース
かつて時計は、すべてが一点モノだった。顧客は時計師に自分の理想を伝え、時計師はその情熱に応えるために製作する。そういった時計師は、時計技術に優れるだけでなく、天文や芸術にも精通する知識人であり、建物の屋根裏部屋を仕事場としていたため「キャビノティエ」と呼ばれた。1755年にジャン=マルク・ヴァシュロンが徒弟を迎えたことで、ヴァシュロン・コンスタンタンは誕生した。
「レ・キャビノティエ」は、すべてユニークピースであり、工芸装飾から、独創的なオリジナルキャリバーの開発までも行ない、特別な顧客がオーダーする世界に1本の時計作りに応える部門。必要であれば機構そのものを開発することもある。そのため世にない時計を製作したいと願う愛好家たちから支持されている。
2025年秋は「ラ・ケットゥ(探求)」をテーマに作品を製作し、伝統的な芸術技法を駆使するだけでなく、そこにミニッツリピーターなどの複雑機構を組みこんでいる。これは時計文化の継承と探求という大きなテーマに挑む、ヴァシュロン・コンスタンタンと時計愛好家による贅沢な共同プログラムなのだ。
この記事はGOETHE 2026年4月号「総力特集:人生を変えるモノ&コト 最幸の贅沢」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら






