60を超える高級時計ブランドが参加した「ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ 2025」。そこで発表された新作時計を見れば、今後の時計界の潮流が見えてくる! 超絶技巧に唸るハイコンプリ編。

1.ヴァシュロン・コンスタンタン|トラディショナル・トゥールビヨン パーペチュアルカレンダー
創業270周年を祝するモデルで、パーペチュアルカレンダー機構とトゥールビヨンを搭載。マルタ十字をギヨシェ彫りであしらった、周年にふさわしいダイヤルだ。世界限定127本。

2.パテック フィリップ|グランド・コンプリケーション Ref.6159
小窓表示とレトログラード針を用いたパーペチュアルカレンダーモデル。グレーのメタライズ・サファイヤクリスタルダイヤルで機構を見せる仕かけが楽しい時計だ。

3.ブルガリ|オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン
薄型技術を探求し続けるブルガリから、1.85mmという世界最薄のトゥールビヨンが誕生。しかも時分針を同軸上に並べて視認性を高めるなど、実用性も意識。ブルガリらしい挑戦的な時計だ。

4.ロジェ・デュブイ|エクスカリバー モノバランシエ バイレトログラード カレンダー
2025年に創業30周年を迎えたロジェ・デュブイでは、創業当時のアイコンだったバイレトログラード機構が復活。ケース径も小ぶりになり、昔からのファンも喜ぶ時計にまとめた。

5.A. ランゲ&ゾーネ|ミニッツリピーター・パーペチュアル
パーペチュアルカレンダーとミニッツリピーターを融合させた新作モデルは、端正なレイアウトのダイヤルを美しいブラックエナメルで製作。プラチナケースの硬さを活かし、音を美しく響かせる。世界限定50本。
