ドレスアップしたい日に自分を飾りたい1着、ありのままの自分でいられるカジュアルな1着……。さまざまなジャンルの仕事人たちに「自分らしい」と思う愛してやまないジャケットを見せてもらった。今回紹介するのは、バーテンダーの後閑信吾氏。【特集 大人のジャケットスタイル】

香港発のブランド。黒く見えるがブラウンのホースレザー。さらに使いこめばブラウンのハイライトが出現する。
旅先で出会った人や風景がスタイルをつくる
国内外に12店舗を運営、さらにバーテンダーとして招かれ世界中を飛び回ってきた後閑信吾氏。「移動が多く、あまり物をたくさん持ちたくないので、ジャケットは長く着られそうなものを選びます。流行は気にしていません」。ブライスランズのレザージャケットは、3年前に購入して以来、ともに世界を旅する。
「旅先で出会った人や風景、音や香りが、無意識のうちに自分のスタイルをつくる、そんな気がします」。

後閑信吾/Shingo Gokan
バーテンダー。1983年神奈川県生まれ。バー業界のアカデミー賞と言われるInternational Bartender of the Yearはじめ、国内外のアワードで数々の受賞歴を誇る。2025年8月におまかせカクテルコース専門の「参階」を渋谷にオープン。
この記事はGOETHE 2025年11月号「特集:スタイルのあるジャケット」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら



