ドレスアップしたい日に自分を飾りたい1着、ありのままの自分でいられるカジュアルな1着……。さまざまなジャンルの仕事人たちに「自分らしい」と思う愛してやまないジャケットを見せてもらった。今回紹介するのは、お笑い芸人の友田オレ。【特集 大人のジャケットスタイル】

下北沢の古着屋で発見した。おそらく1960年代頃のもの。「衣装を私服にもしているのはこれが唯一です」。
舞台衣装としてだけでなく、私服としても愛用中
ピン芸人No.1を決める「R-1グランプリ」。2025年の大会で史上最年少優勝を果たしたのが友田オレ氏だ。昭和歌謡歌手のネタの際に着用しているジャケットは、「ネタの雰囲気を壊さないシンプルな色味でありながら、よく見ると薄い水色のラインが入っていて遊び心がある」と気に入っている。衣装としてだけではなく、なんと私服としても着用。24歳ながらステージでの堂々とした貫禄はこのジャケットが後押ししている。

友田オレ/Ore Tomoda
お笑い芸人。2001年福岡県生まれ。早稲田大学在学中にお笑いを始め、デビュー10ヵ月で「ABCお笑いグランプリ」で決勝進出。2025年の「R-1グランプリ」では史上最年少・芸歴最短で優勝を果たした。
この記事はGOETHE 2025年11月号「特集:スタイルのあるジャケット」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら



