ドレスアップしたい日に自分を飾りたい1着、ありのままの自分でいられるカジュアルな1着……。さまざまなジャンルの仕事人たちに「自分らしい」と思う愛してやまないジャケットを見せてもらった。今回紹介するのは、お笑い芸人の岩井ジョニ男。【特集 大人のジャケットスタイル】

かつて冒険をモチーフにしたコレクションがあった。描かれるのは釣り中のアーネスト・ヘミングウェイ。
昭和とスーツを愛する男の遊び心ある1着
釣りのモチーフが描かれたポロ ラルフ ローレンのジャケットの持ち主は、自身を「365日スーツを着る男」と名乗るお笑い芸人の岩井ジョニ男氏。普段は’70年代のスーツを愛し、仕立てる際もヴィンテージ生地を好む。「このジャケットは目黒のリサイクルショップで購入。釣りの絵ですが、ゴルフに着ていきます」。合わせるスラックスもまたヴィンテージ。時代を超えて愛されるものを纏うのが岩井氏のスタイルだ。

岩井ジョニ男/Jonio Iwai
お笑い芸人。千葉県生まれ。2003年お笑いコンビ、イワイガワ結成。昭和のサラリーマンのようなスタイルが人気を集める。フォトエッセイに『幻の哀愁おじさん』(文藝春秋)。『天才てれびくん』レギュラー出演中。
この記事はGOETHE 2025年11月号「特集:スタイルのあるジャケット」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら



