PERSON

2024.12.16

三代目JSB·ØMIが撮影した小林直己とは「15年やっても完璧には程遠い」

メンバーが7種のカメラでお互いを撮り下ろす――。ともにエンタメの世界で戦う仲間を、レンズを通して客観的に見た時、感じるものとは。2025年に活動15周年を迎える三代目 J SOUL BROTHERS。それぞれソロアーティストとして活躍する7人が揃ったその時、そのパワーと自身の役割を語った。今回は、小林直己 shooting by ØMI

小林直己さん
コート¥760,000、シャツブルゾン¥460,000、シャツ¥165,000、パンツ¥230,000、シューズ¥220,000(すべてディオール/クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947)

世界に届けるために三代目を底上げする

「ファインダー越しに改めてメンバーを見てみると、彼らのことを撮りたいという写真家さんがたくさんいるのは、わかるなと思いましたね」

普段から自身もカメラを持ち撮影をしているという小林直己。同じく自分のカメラを現場に持ちこむことが多いØMIに撮影されている間も、メンバー同士というより、写真家と被写体のようで、違和感がなかった。

「僕は、このチームをもっと底上げしたい。そのための力になりたいんです」

NAOTOと同じくリーダーである小林は、海外映像作品に出演するなど、ソロでは海外の活動も視野に入れている。

「今、エンタメって国境がないような、1秒で地球の裏側まで届くようなそんな世界。三代目のチームの魅力も同じように届けたいですから、そのためにすべきことを常に考えています。『この国のこの場所でライヴをしたらすごいだろうな』とか想像して常にワクワクしながら」

ファインダー越しにメンバーを見るように、チームを客観的に見て底上げしていくつもりだ。

「15年やっても完璧には程遠い。だけど過去も今も未来も、全部が僕ら。その姿を世界に届けられたら」

shooting by ØMI

小林直己さんを撮影するØMIさん
camera:SX-70

Naoki Kobayashi
1984年千葉県生まれ。リーダー兼パフォーマー。リドリー・スコット制作指揮の映画『アースクエイクバード』出演。グループでは「Rat-tat-tat」などの振付けを手がける。著書に『選択と奇跡 あの日、僕の名字はEXILEになった』がある。

TEXT=安井桃子

PHOTOGRAPH=HIRO KIMURA

STYLING=渡辺康裕(7B)

HAIR&MAKE-UP=高木大輔

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