HEALTH

2026.01.03

血糖値スパイクはなぜ危険? 糖尿病の誤解、がん免疫療法、ワクチン陰謀論…【堀江貴文コラムの2025年人気記事5選】

カラダは究極の資本であり、投資先である。そう断言する堀江貴文氏の健康に関する人気記事をまとめてお届け! ※2025年4月〜9月掲載記事を再編。

堀江貴文5選【まとめ】

1.デイリータダラフィル、NMN、エクソソーム…堀江貴文の最新アンチエイジイング法「死なずにすむことがある」

点滴を受ける堀江氏のイラスト

「身体は究極の資本であり、投資先である」と断言する実業家・堀江貴文さん。ロケットエンジンの開発などさまざまな事業に関わりながら、ある時は日本一過酷なアドベンチャーレースに参加し、ある時は美食を求めて世界を飛び回る。そんな誰もがうらやむパワーを支えているのが最先端医療だ。

「アンチエイジングの効果の検証は、10年単位で長い期間かかります。でもそれを待っていたら手遅れになる。だから必要と思った新しい治療法は、検証がまだ十分でなくても、理論的に納得できれば試しています」

すでに数年続けているのは、月2回、毎回15分かけて行うエクソソームの点滴だ。

「再生医療分野の幹細胞培養のプロセスで見つかったエクソソームは、幹細胞の中にあり、細胞の増殖や分化を促すメッセージ物質。さまざまな種類がある幹細胞のなかでも、脂肪幹細胞のエクソソームは老化や炎症の抑制、血管内皮の修復などの指令を出すことがわかっています」

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2.「血糖値スパイク」はなぜ危険? 知られざる血糖値の“波”が招く健康リスク【堀江貴文】

堀江貴文連載第46回

堀江貴文(以下堀江) 前回の対談後、血糖値をリアルタイムで測れるデバイスを20日間試したんですよ。

大坂貴史先生(以下大坂) CGM(Continuous Glucose Monitoring)ですね。24時間連続で血糖値を測ることができるため、自分の血糖値の変化をリアルに“見える化”できるデバイスです。いかがでしたか?

堀江 お米を食べたら、めっちゃ上がりました。

大坂 どれくらい上がりましたか?

堀江 普段は100(㎎/dL)から110ぐらいを行ったりきたりしているんですけれど、お昼に牛丼とかを食べると190とかまで上がるんですよ。下手したら200いっちゃうくらい。

大坂 結構上がりましたね。

堀江 実際に糖尿病になる過程において、「血糖値スパイク」がそれを引き起こすんじゃないかみたいに言われていますよね?

大坂 はい。血糖値スパイクとは食後に血糖値が急上昇し、その後急降下する「数値の乱高下」の状態をさします。この血糖値スパイクを繰り返すと、血管が傷つきやすくなり、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こすリスクが高くなると言われています。実は血糖値に関する研究って、ここ20〜30年で進んだ、比較的新しい話なんです。

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3.痩せていても油断禁物! 日本人が陥りがちな「糖尿病の誤解」とは【堀江貴文】

堀江貴文連載45回目

堀江貴文(以下堀江) 糖尿病の話は以前もしましたが、今回はもう少し踏みこんで。最近の糖尿病患者の傾向について教えてください。

大坂貴史(以下大坂) 糖尿病は「慢性の高血糖状態を主徴とする代謝症候群」と定義づけられています。つまり、血糖値が高ければ全部“糖尿病”と言ってしまえるのです。その発症には体質と生活習慣が大きく関係し、肥満(BMI25以上)はリスクを高める傾向にありますが、最近は痩せていても糖尿病になる人が多くいます。糖尿病の括りでも、背景が全然違うんです。

堀江 具体的には?

大坂 少し太っただけで発症する人や、痩せていても脂肪肝がある「痩せの脂肪肝」タイプなどですね。脂肪肝と痩せ、糖尿病には実は密接な関係があるのではないかと考えられています。

堀江 内臓脂肪に加えて、脂肪肝も重要ということですね。

大坂 運動不足や加齢で筋肉が減ると、糖の行き場がなくなり肝臓へ。それが脂肪肝につながります。また、筋肉の細胞の中に脂肪が過剰に溜まり、インスリンの働きを悪くする「脂肪筋」も要注意です。以前は「内臓脂肪を何とかしましょう」という話だったのですが、最近は、本来ならほとんど脂肪がないはずの組織に過剰に脂肪が存在している「異所性脂肪」がより問題視されるようになっています。

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4.治せなかったがんが“消える”!? 最新の「がん免疫療法」を徹底解説【堀江貴文】

堀江貴文連載「がん免疫療法」

堀江貴文(以下堀江) がんの免疫療法の基本を教えてください。

籠谷勇紀(以下籠谷) 「がん免疫療法」は免疫細胞にがん細胞を攻撃させる治療法のことです。最近は「免疫」が「身体を守る仕組み」だと知られていますが、がんの発症も抑制していると昔から言われていました。基礎研究の論文が出てきて、動物実験で「腫瘍が小さくなった」など有効性が示されてきたのが1980年代。’90年代からは効果のメカニズムや、「T細胞(後述)がこのように活性化され、遺伝子がこう変化した」という、分子レベルの裏づけがされていき、21世紀に入って科学的な証明がさらに進みました。

特に、マウスで行った実験で「身体の中で生まれてくるがん細胞は身体に備わった免疫で排除されるが、やがてがん細胞は免疫を逃れるさまざまな仕組みを獲得して、発症・診断に至る」ことがわかったんです。この“がん優位”に傾いたバランスを戻すために、外側から介入するのが免疫療法の基礎理論となります。

堀江 免疫細胞って多くの種類がありますが、がん免疫療法で利用するのはなんですか?

籠谷 ひとつはリンパ球の約2割ぐらいを占めるB細胞。特定の抗体、つまり“目印”に結合することで働きを抑えたり、マクロファージやNK細胞に攻撃させます。さまざまな目印に対する抗体が、薬としてがんの治療に使われています。そして、同じリンパ球の一種で残りの大部分を占めるT細胞。これはT細胞受容体(目印を見つけるセンサー)というものを持っていて、がん細胞を直接攻撃できます。がん免疫療法の中心的な細胞で、長期間働くという特徴もあります。

堀江 先生が注目している免疫療法は?

籠谷 私が取り組んでいるのは「免疫細胞療法」です。他の免疫療法との違いは、がんを攻撃できる免疫細胞、特にT細胞を体外で増殖させて患者さんに注入すること。免疫細胞そのものを薬と考える治療法です。

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5.巨額のお金が動くワクチン陰謀論。正しい医療情報の見分け方とは【堀江貴文】

堀江貴文連載41回

堀江貴文(以下堀江) 前回に引き続き、米国内科専門医の山田悠史先生にうかがいます。素晴らしい技術で完成したレプリコンワクチンに対して、日本では陰謀論やデマ情報が目立ちましたがアメリカはどうですか?

山田悠史(以下山田) ワクチンに対する陰謀論は一時期より減っていますが、存在感自体は大きいです。巨額のお金が動くことが動機のようですね。ワクチンの誤情報を流して不安を煽り「正しい情報はこの本だ」とうたって出版したり、安全対策のグッズを販売したり。また、クリニックを会員制にしてセンセーショナルな誤情報を提供し続け、高額の商品販売、年会費、診察料で稼ぐ例もあります。

堀江 踊らされてますね。

山田 そのとおりです。科学的根拠を積み上げていくには時間がかかりますし、論文ひとつを仕上げるのにもすごく日数がかかります。片や陰謀論は、想像や思いつきで、次から次へと荒唐無稽な空想ストーリーを作れてしまうわけです。

堀江 単なる空想で簡単に稼げるわけですね。日本でも「学会」という名前を持つ組織がレプリコンワクチンが危険だと主張して社会的なインパクトを与えましたが、製造販売を行っているMeiji Seikaファルマが緊急声明で事実誤認及び科学的知見に基づかない点を指摘。反ワクチン団体を名誉棄損で提訴するという行動を起こしました。厚生労働省なども事実誤認であると発表しましたが、一時期は、誤情報を信じた方々が「レプリコンワクチン打った人は入店禁止」などと言ったりしていましたね。

山田 レプリコンワクチンの臨床試験は18歳以上の成人1万6000人で行いましたが、接種人数が10万〜20万人に増えてくれば、稀有な副反応が出現する可能性はあります。それはどんなワクチンにも言えることですが、おそらく想像の範囲内になると思います。それでもなお不安が消えないという方は、これまで使われてきたワクチンの接種という選択肢もあるので、冷静に判断してほしいです。

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TEXT=ゲーテ編集部

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