筋肉美をもつ女神シリーズ53人目は、キム・セラ。
16歳学生モデルの美ボディづくりは好奇心から始まった
自動車レースやモーターショーなどを華やかに彩る女性コンパニオンたちを日本では“レースクイーン”と呼ぶが、韓国では“レーシングモデル”という。
今回紹介するキム・セラは現役のレーシングモデルで、現在はテレビ番組のリポーターや格闘技イベントのラウンドガールとしても活躍する1996年生まれの28歳だ。
「モデルとして活動し始めたのは16歳のときです。最初は学費と生活費を稼ぎたくてバイト感覚で始めたのですが、雑誌や広告のモデルを続けていくうちに知名度が上がり、高校を卒業すると美人コンテストなどに出場して賞金を手にするようになりました。
そこで稼いだお金を生活費やウォーキングのレッスン料に充てました。その後、プロのモデルとなり、2015年からレーシングモデルとして活動するようになりました。今はレーシングモデルだけではなく、格闘技のラウンドガールやテレビ番組のリポーターなどもやっています。
3つの仕事の共通点ですか? まずはいずれも“ホット”な職業であるということ。そして表現力がとても重要であるということ、ですね。仕事やシチュエーションに合わせた視線や目配せ、手足の動かし方から体重の預け方まで、私だけが表現できる“カラー”を示せるように、日頃から準備も怠りません。毎日カラダを動かしていますよ」
人魚姫のような姿を写真に収めるために
もともと好奇心旺盛で何事にもチャレンジするタイプ。2023年はポールダンスにハマり、2024年はフリーダイビングに夢中になったとか。
「水が苦手でそれを克服しようと水泳を学び始めたことがキッカケだったのですが、人魚姫のように水中を自由に泳ぐ自分の姿を写真に収めたくて、フリーダイビングにハマリ、今年はプールや海に行くことが多かったですね。ただ、そのせいでウェイトトレーニングなどに時間を費やすことができなくて。筋トレは継続的にやってこそ効果が出るのですが、それがなかなかできず悩ましいかぎりです」
体型維持の秘訣とは
もっとも、仕事柄、体型維持には最大の注意を払っているという。日課にしているのは有酸素運動。そして毎日の食事で摂取カロリーをコントロールしながら、美しいボディラインを維持しているそうだ。
「グラビア撮影やモーターショーなど、重要なスケジュールが入ったときは集中的なダイエットもします。人前に出るのですから、当然のことですよ」
「人前に出るのだから当然」。サラリというところに彼女のプロ意識を垣間見ることができるが、ならば将来的にボディビルやフィットネスなどの美ボディ・コンテストへの出場も考えているのだろうか。28歳のレースクイーンは迷わず言う。
「もちろん、出場したいし、その計画はあります。ステージの上で健康的で美しいカラダを披露したいですし、アメリカのヴィクトリア・シークレットのファッションショーを連想させるような“背負い羽”を身に着けてランウェイを歩く自分の姿を想像するだけで、ワクワクします。美しく健康的なカラダを作って、いつかかならず挑戦してみたいですね」
ちなみに余談だが、彼女の趣味はマンガとゲームで、「ベルセルク」と「Nintendo Switch」が手放せないという。
日本の漫画やゲームをこよなく愛する韓国の人気レースクイーン。自他ともに認める挑戦心旺盛な彼女が、美ボディ大会のステージに立つ日もそう遠くはなさそうだ。