スコアアップの練習法、気になるゴルフ場、最新ギア&ウェアなどアマチュアゴルファーがキャッチアップしておくべき情報は尽きない。2022年にもっとも読まれたゴルフ記事をランキング形式で紹介する。※2022年に公開された記事を集計。
<10位> 飛距離を伸ばす! 肩の縦回転法とは【ゴルフ動画レッスンあり】
ゴルフ雑誌やレッスン動画などで「スイング軸」という言葉を聞いたことがあると思う。ゴルフスイングは回転運動で、軸があるということは理解できるものの、「軸と言われても難しくてよく分からない」という人は多いかもしれない。だが、スイング軸の概念が理解できればスイングの基本が理解できるようになるので知っておいて損はない。
ゴルフスイングには「垂直軸」「前後軸」「飛球線方向軸」という3つの軸がある。多くのゴルファーは軸と聞くと、前傾した背骨の軸や垂直の軸など1つの回転軸をイメージするかもしれないが、実際のスイングでは回転軸は複数ある。垂直軸は地面に対して垂直な軸で、直立して身体を左右に回転するとイメージできるので比較的理解しやすい。前後軸はクラブを振るときに肩を上下に縦回転させるときの軸、飛球線方向軸はお辞儀をするときのように前傾角度を前後に動かすときの軸だ。
これらの3つの軸にはそれぞれ役割があるのだが、特にボールの飛距離を伸ばす際に前後軸が重要になる。
<9位> 脱ドライバー恐怖症! シャフトクロスの原因と直し方【ゴルフレッスン】
ティーショットでボールが大きく右に曲がるスライスが出たり、ボールが右に出るプッシュアウトが出てしまい、「どうもドライバーが苦手だ」と思っているゴルファーは、トップでシャフトクロスが原因となっている可能性がある。
シャフトクロスとは、トップでクラブヘッドが飛球線よりも右を向いている状態のことを指し、シャフトが飛球線と平行ではなく交差(クロス)していることからそのように呼ばれている。シャフトクロスはオーバースイングとセットになっていることが多く、トップ・オブ・スイングを改善したいと思っているアマチュアゴルファーにとって悩みの種となっていることが多い。
このシャフトクロスは、自分で改善したいと思っても、根本的な原因を理解していなければ直すのは難しい。
▶︎▶︎ドライバーに悩んでいるゴルファーは必読! レッスンの続きはこちら
<8位> 飛距離UP! ハンドファーストのインパクトを身に付ける方法【動画解説付き】
残念ながら、多くのアマチュアゴルファーのインパクトの質はあまり高いといえません。ボールを上げようとしてすくい打ちをしたり、クラブフェースの芯を外してミスショットをしたりと、インパクトが不安定で力を効率的に伝えられていないケースを目にします。
アマチュアのスイングとは対照的に、ツアープレーヤーのインパクトは体重を目標方向側の足にシフトし、目標方向に手元が出た「ハンドファースト」のインパクトをしています。
ハンドファーストのインパクトによって、クラブヘッドが下降軌道をしているときにボールをとらえ、その次に地面を削る「ダウンブロー軌道」のインパクトになります。特にアイアンショットでは、ダウンブロー軌道でボールをとらえることで適切なスピンがかかり、ボールの高さや方向性をコントロールすることができます。
今回はハンドファーストでインパクトするための練習法として、インパクトの形を体に覚え込ませる練習ドリルをご紹介。
この練習ドリルでは、ボールを打つ前のアドレスが重要になります。通常のアドレスをするのではなく、手元を目標方向に出したハンドファーストのインパクトの形を作ります。ボールを打つ前に適切なインパクトの形を体にインプットすることで、実際にボールを打つときにハンドファーストの動きを再現しやすくするのです。
<7位> バックスイングは、「ゆっくり上げる」or「サッと上げる」どちらが正解?
バックスイングについて、「もっとゆっくりクラブを上げたほうがいい」とアドバイスをする人がいると思ったら、「サッと勢いよく上げたほうがいい」と真逆のアドバイスをする人もいて、「いったいどっちが正しいのか」と迷ってしまった経験のある人はいるかもしれない。
実際、ゴルフレッスンの現場ではどちらもよく使われるアドバイスなのだが、指導者は相手を見て両方を使い分ける必要がある。
指導者が「もっとゆっくり上げたほうがいい」とアドバイスする場合、手先だけでひょいとクラブを担ぎ上げてしまう癖があるゴルファーに対して行われることが多い。逆にゆっくりバックスイングを行うことでリズムが悪くなり、ダウンスイングで力が入ってしまっているような場合には、「サッと勢いよく上げたほうがいい」とアドバイスするだろう。
ゆっくり上げるタイプと、勢いよく上げるタイプの両方にメリットとデメリットがあり、指導者はどちらが向いているのかを見極めながらアドバイスしているというわけだ。
「ゆっくり上げる」のも「サッと上げる」のも、どちらも間違いではない。どちらが自分のスイングに合っているのか、という選択の問題だ。
<6位> ゴルフ初級者でもわかる! 飛距離が伸びる、シャローイング(シャロースイング)とは?【動画解説付き】
ここ数年、「シャローイング」という言葉をゴルフ雑誌やゴルフレッスン動画で見聞きしたことがあるのではないだろうか。シャローイングの「シャロー」とは「浅い」という意味があり、ダウンスイング初期にクラブを寝かせ、緩やかな角度で下ろすことだ。
日本では「シャロー」という言葉は、あまり馴染みがなかったが、欧米では昔から使われている言葉だ。ベン・ホーガンやボビー・ジョーンズといった往年の名選手もシャロー軌道のダウンスイングをしていたが、近年、科学的な分析によってダウンスイング軌道をシャローにすることのメリットが裏づけられ、注目を集めるようになった。
ダウンスイングの角度がシャローになることで、インサイドからクラブが下り、ドローボールを打ちやすくなる。加えて、ダウンスイング後半にパッシブトルクと呼ばれる外力を使えるようになるため、ヘッドスピードが上がり飛距離も出るようになる。
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<5位> 実際に着用してわかった、大人が着たくなるゴルフブランド4選
ギアやレッスンプロに精通するゴルフライター出島正登氏と、ゴルフファッションに注目しているゲーテ前編集長の二本柳陵介が今注目のゴルフウェアを実際に着用してみた。
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<4位> フォロースルーで左ひじが引けてしまう原因とは?
スライスで悩んでいる人のフォームを見てみると、フォロースルーで左ひじが引けている場合が多い。ボールを打った後に左ひじが曲がり、後方に引いてしまうのが「左ひじが引けている」という状態で、左ひじの状態がニワトリの羽のように見えることから「チキンウィング」などとも言う。
このようなフォロースルーでは見た目が悪く、飛距離も方向性も損ねてしまう。だからといって、プロゴルファーのように両ひじが真っ直ぐ伸びたフォロースルーを意識してみても簡単に直るものではない。
なぜなら、左ひじが引けている人の多くはスイング軌道がアウトサイドインになっているため、左ひじを引かなければクラブを振り抜けない状態になっているからだ。そのようなスイング軌道でひじを真っ直ぐ伸ばそうとすれば、大きく左へボールが曲がったり、クラブがボールに当たらなくなってしまうだろう。
左ひじの引けを解消するには、曲がっているひじを直すのではなく、スイング全体を見直す必要がある。
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<3位> 飛ばそうと力む人に多い、右手の使いすぎを治すゴルフ練習法
ゴルフの場合、筋力があり腕っぷしが強いからといって、飛距離が出るとは限らない。むしろ、飛ばそうとして力任せのスイングになってしまう恐れがある。力を入れてもプラスにならないと頭では分かっていても、ドライバーを手にすると飛ばしたくなって手や腕に力が入ってしまう。力を入れて飛ばそうとすればするほど、球は曲がって飛距離も落ちるものだ。上半身に力を入れてクラブを急加速させることは何もメリットを生まない。
飛ばそうと手や腕に力が入ると、人はどうしても普段使い慣れている利き手や利き腕に力を入れてしまう。つまり右利きのゴルファーは右手を過剰に使ってしまうのだ。
<2位> メディア初公開! 日本一“新しい”ゴルフ倶楽部【日本のツウなゴルフ場#3】
2022年秋にオープンを控える噂のゴルフコース「ザ セイントナイン 東京」。情報はおろか、会員募集要項さえも明かされていないゴルフ場だ。その謎のベールに包まれた全貌にメディアで初めて、ゲーテが迫る。
場所は都心から約50分の千葉・市原。某有名ゴルフ場の27ホールの跡地に新たに18ホールが新設された。隣のコースの人の気配さえ感じない、優雅な雰囲気が漂う。芝がしっかりと根づく、ゴルフに適した土壌に、ゴルフ場設計の雄・佐藤謙太郎氏による絵画のように美しく、挑み続けたくなる戦略性の高いコースが建設されている。
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<1位> 実際に打ってわかった、アベレージアマこそ使うべきゴルフクラブ3選
ギアやレッスンプロに精通するゴルフライター出島正登氏と、ゴルフファッションとビジネスに注目しているゲーテ前編集長の二本柳陵介が注目のゴルフギアを吟味!