FASHION

2025.11.08

職人と創るカスタムウェア。イタリア発「ゴールデングース」の旗艦店が銀座に上陸

イタリア・ヴェネツィア発のブランド、ゴールデングースが東京・銀座にアジア初の旗艦店「HAUS Tokyo」をオープン。

「ゴールデングース」
アーティストと共創したハンドペイントが光る唯一無二のシングルライダーズジャケット。

ゴールデングースが描く「Perfect Imperfection(完璧な不完全)」

CEOのシルヴィオ・カンパラ氏はこう語る。

「これからのラグジュアリーは、特別な製品を得ることではなく、ご自身の感性を形にし、心に残る体験をデザインすることです。お客様が職人とともに手を動かし、自分だけの1足を生みだす時、最高の贅沢が生まれます」

ゴールデングースの哲学は「Perfect Imperfection(完璧な不完全)」。例えば、熟練の職人技を尊重しながらも、顧客を共同創作者として迎える。「HAUS Tokyo」ではそんな顧客の希望する刺繍やスクリーンプリントなどによる”Co-Creation”体験が可能だ。

「私たちの役割は完成品を並べることではなく、人々のクリエイティヴィティを解き放つ舞台をつくることにあります」と続ける。

「ゴールデングース」CEOのシルヴィオ・カンパラ氏
Silvio Campara
「Golden Goose」CEO。イタリア生まれ。25〜29歳まで東京に滞在し、ジョルジオ・アルマーニで経験を積み、ラグジュアリーブランド経営に携わる。2018年よりCEOに就任。職人技を尊重しつつ、顧客がデザイナーとなる”Co-Creation”を打ちだし、所有型ラグジュアリーを「体験型ラグジュアリー」へと転換した立役者。

発祥の地ヴェネツィアは、古来より多様な文化が交わる水上都市だった。その精神を受け継ぎ、ゴールデングースもアートや音楽、ストリートを取りこみながら進化してきた。銀座の「HAUS Tokyo」には世界唯一のアーカイブが並び、ヴィンテージと現代性が交差する特別な空間で、未来のラグジュアリーを体感できる。

ビジネスパーソンに必要なのは、経験に価値を見いだす目。銀座で触れるゴールデングースの世界観は、一流を志す者の感性を研ぎ澄ませるだろう。

HAUS Tokyo(ハウス 東京)
住所:東京都中央区銀座5-4-7
TEL:03-6281-4111 
営業時間:11:00-20:00

TEXT=まついただゆき

PHOTOGRAPH=Giovanni Gastel[人物]

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