フランスの老舗シューズメーカー・ジェイエムウエストンと、コム デ ギャルソン出身のデザイナー・阿部千登勢が1999年に立ち上げたサカイの初コラボアイテムとして、ふたつのユニセックスモデルシューズが登場した。
正統派のスタイルにオーバーソールが融合した、唯一無二の逸品
タイムレスでエレガントなプロダクトが特徴のジェイエムウエストンと、先鋭的でありながら日常になじむデザインをコンセプトとするサカイ。まったく異なる趣のブランドが初めてコラボし作り上げた新作シューズは、ジェイエムウエストンを代表する「ゴルフ#641」と「ワーカーブーツ#742」から、それぞれ2スタイルの展開となっている。
「ゴルフ」には、レオパードプリントを施したヘアカーフと丈夫でハリ感のあるブラックボックスカーフを、「ワーカーブーツ」には繊細な表情のキャメルヌバックと、上質な艶感のブラックカーフをラインナップ。
「ゴルフ」は、既存のメンズモデルからアイレット(靴ひもを通す穴)をひとつ減らしたことで、スマートな印象に仕上がっており、「ワーカーブーツ」はシューレースが楽に着脱できるよう、トップにホックを採用。また、雨や埃の進入を防ぐ袋状のタンなど、シューメイカーのノウハウが随所に散りばめられ、履き心地も抜群だ。
大きな特徴は、先鋭的な印象を醸し出すオーバーサイズのソール。今回のコラボレーションのために特別に開発し、リモージュの自社工場で製作されたラバーのミッドソールにより、トレンド感のあるボリュームを演出している。
ベーシックなアイテムを独自の感性で崩し変化させることで、日々のさまざまなシーンに映えるスタイルを再構築することは、サカイのモノづくりの神髄。そのクリエイティビティが最大限に生かされることで、ジェイエムウエストンのクラシカルなシルエットが現代的なディテールと融合している。
履くだけでコーディネートを一瞬でまとめるインパクトと存在感は、唯一無二。端正でありながら、カジュアルな要素が溶けこんだデザインは、あらゆるシーンでマルチに活躍する。秋冬のコーディネイトを知的に彩るキーアイテムになりそうだ。
このジェイエムウエストンとサカイがコラボしたシューズは、サカイ直営店、ジェイエムウエストン直営店、ジェイエムウエストン公式オンラインストア、その他ジェイエムウエストン取扱店にて販売中。
問い合わせ
ジェイエムウエストン 青山店 TEL:03-6805-1691