ART

2023.03.14

【画像で見る】竹内真氏の貴重なアートコレクションを一挙公開!

今回ゲーテでは、竹内真氏のコレクションが飾られている西麻布のイタリアンレストラン「ISSEI YUASA」に潜入取材を行った。その取材の貴重な写真を一挙公開する。竹内真氏のインタビューはこちら

「ISSEI YUASA」に並ぶ、竹内真氏のアートを一挙見!

辻村塊『伊賀花入』

辻村塊『伊賀花入』

フランシス・アリス『Pig in Cabinet』

フランシス・アリス『Pig in Cabinet』。絵がたくさん飾ってあるこのレストランを象徴するように、小部屋に並べた絵を豚が見ているフランシス・アリスの絵をかけるというウィットに富んだ演出。この作家は社会的政治的問題を詩的な物語として提示する。この絵自体、奥が深そうだ。

竹内真氏レストラン「ISSEI YUASA」にて

右側の壁面に飾られるのは、スペインの現代アーティスト、セクンディーノ・ヘルナンデスの作品。アート・バーゼルでは個展ブースに出展するなど人気を博す。

加賀温『The record player she left behind』

加賀温(あつし)『The record player she left behind』。アイルランド、ダブリンのアート&デザイン国立大学を修了。葡萄の木の下にウサギのキャラクターが。レストラン→ワイン→葡萄の連想。そしてウサギは今年の干支。

大庭大介『Untitled』

大庭大介『Untitled』。ジャン・フォートリエを連想させるが、最近の作品はホログラム顔料や隕石から抽出した独自素材を駆使するなど挑戦的な作風。

辻村塊『伊賀花壺』

辻村塊『伊賀花壺』。これは花器だが、料理映えする器が注目され、多くの料理人に支持される。鬼才・辻村史郎氏の次男。

小笠原美環『Strand 2』

小笠原美環『Strand 2』。作品はポンピドゥーセンター、ドイツ国立美術館、アラリオ美術館等に収蔵されている。

Chim↑Pom『△▽』

Chim↑Pom『△▽』(壁面にかけられた作品)。森美術館での成功は記憶に新しい。メンバー、紅一点のエリイはミューズとも、フェ ミニズムやポップカルチャーのアイコンとも違う。彼女をどうビジュアル化するかは彼らがずっと持っているテーマ。

守山友一朗『Breeze』

守山友一朗『Breeze』。パリ国立高等美術学校(エコール・テ・ボザール)を修了。2023年7月2日まで開催のポーラ美術館の展覧会「部屋のみる夢─ボナールからティルマンス、現代の作家まで」では妻の佐藤翠との共作も展示。

ジャデ・ファドジュティミの作品

ジャデ・ファドジュティミは英国人アーティスト。彼女は具象と抽象を行き来する。色彩も武器。「セシリー・ブラウン(写真下)が穏やかな状態だとしたら、こちらはいい緊張感がある。仕事モードの時の頭の状態かな」

セシリー・ブラウンの作品

セシリー・ブラウンはロンドン生まれで、ニューヨークを拠点として活動する画家。古典、近代の絵画、あるいはポップミュージックのアルバムジャケットから引用し、抽象と具象の間の表現を標榜している。© Cecily Brown, Courtesy of the artist, Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo

【特集 アート2023】

TEXT=鈴木芳雄

PHOTOGRAPH=鈴木拓也

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年12月号

昂る、ソウル

東方神起

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2024年12月号

昂る、ソウル

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ12月号』が2024年10月24日に発売となる。今回の特集は“昂る、ソウル”。最高にエンタテインメント性に富んだ国、韓国をさまざまな方向から紹介。表紙は東方神起が登場。日本デビュー20周年を目前に控えた今の心境を教えてくれた。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる