今回ゲーテでは、Zero-Tenが空間演出を手掛ける福岡の施設やCEO・榎本二郎氏のアート溢れる自邸に潜入取材を行った。その取材の貴重な写真を一挙公開する。榎本二郎氏のインタビューはこちら。
榎本二郎氏の自邸に並ぶアート
自宅に飾っているアメリカの彫刻家ビル・マックによる、ジィエイムズ・ディーンのボンド・ブロンズ彫刻作品。
榎本氏の自邸の階段。シュルレアリスムを代表する作家サルバドール・ダリのドローイングを中心としたリトグラフが並ぶ。
リビングに飾られたタイタス・カファーの作品『The Redaction』(左)と『The Redaction(Freedom Plaintiffs#2)』(右)。
オーディオのそばで存在感を放つのは、アンディ・ウォーホル『マリリン・モンロー』。
ウォーホルのパーソナリティを垣間見る希少なドローイング『Steven』(左)、『Portrait of a Man』(右)。
トニー・マテリ『Feet(Nectarines)』。福岡市美術館のコレクション展にも出展した。
パブロ・ピカソが10代後半に描いた『Portrait of Lola』。秘められた狂気と妖艶さがにじみ出るよう。
画家であり彫刻家でもあるフランク・ステラの『The Candles』。
アートをこよなく愛する気持ちが自ずと伝わる自邸にて。購入したばかりだという磯崎新のシルクスクリーンやお気に入りのアートとともに。榎本氏の後ろ:磯崎新『再び廃墟になったヒロシマ』、榎本氏の前 左から:ジョナス・メカス『Untitled』、アレン・ギンズバーグ『Mother Ghost』、バイロン・キム『Untitled』、イツァール・パトキン『Untitled』。
一流の作品に出会えるパブリックスペース
Zero-Tenが手がけた「天神ビジネスセンター」(福岡市天神)にインストールされたダニエル・ビュランの作品。パリ的な抜け感が。作品名は『Light&Color, work in situ』。
ダニエル・ビュラン『HG6 Alto Re lieve』。
コワーキングスペース「The Company」福岡PARCO店にはノレッジ・ベネットの『Cojones Prince Gold』。
ノレッジ・ベネット『ShareACoke(Basquiat)』。
「TheCompany」キャナルシティ博多前店に飾られる作品はビデオ・アートの開拓者ナム・ジュン・パイクのもの。
ドイツ生まれの現代アーティスト、キキ・スミスの作品。
Zero-Tenが手がけるエンタメの新拠点
福岡市・住吉に2022年12月にオープンした食とエンターテインメントを融合した複合施設「010 BUILDING」。バーテンダー世界チャンピオンでもある金子道人氏がプロデュースする2階のバー「BAR 010」の空間を知的に彩るのは、イギリス人画家フランシス・ベーコン『Se ated Figure』の希少なリトグラフ。
世界トップクラスのショーを体感できる「THEATER 010」の客席にさり気なく飾られるアートにも注目を。3階にある作品のうちの1点は、米国人彫刻家アラン・ラスの作品。
「THEATER 010」のステージ左手に潜むのは、ブルックリン出身のペインティングアーティストであり、映画監督のロバート・ロンゴのシルクスクリーン。
【特集 アート2023】