食に対して圧倒的な情熱とこだわりを持つ秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強にして超最新レストランガイド「ゲーテイスト2025」。ライヴリーに五感で味わう「カウンター」店から、今回は東京・白金高輪の「漢菜麟(かんさいきりん)」をご紹介。

小山「フカヒレの天ぷらと麻婆ライスの羽釜ご飯が美味しい」
完全予約制の高級創作中華料理店。旬の「さかり」の食材を使用した斬新なコースは約10品。ワインはフランスを中心に約30種類揃い、5杯のワインペアリングも用意されている。定番メニューの「フカヒレの天ぷら」にはピノ・ノワールがよく合うそう。
小山 高級食材をちょっとイノベーティブな感じで提供している中華で、シェフがひとりでやっているところがいいんですよ。シェフは西麻布の『エピセ』の料理長だった人です。カウンター6席しかなくて、サイズ感もちょうどいいですね。
見城 今はそういう小体なお店が増えているよね。
秋元 そうですね。やっぱり最終的に料理人はカウンターでお客さんと話をしながら、自分の料理を作りたくなるんじゃないかな。
見城 何が美味しいの?
小山 「フカヒレの天ぷら」が美味しかったです。
秋元 〆は何ですか?
小山 担々麺とか炒飯を作ってくれます。麻婆ライスに出てくる羽釜で炊いたご飯も美味しいですよ。
秋元 いいですね。みんなで行きましょう。
この記事はGOETHE 2025年9月号「特集:陶酔レストラン ゲーテイスト2025」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら