タレント活動に下着のプロデュース、執筆活動に町おこしと、興味の赴くまま、幅広く活動している芸人・バービーさん。旺盛な好奇心は、“ご飯のお供”探しにも発揮されていた。
妊娠を機にご飯のお供の出番が増えました
2024年5月、第一子妊娠を発表したバービーさん。以前は外食が多く、家でご飯を炊く機会が少なかったというが、妊娠判明後は、ご飯を炊く率が格段に増えたと明かす。
「(故郷の)北海道はお米のコンテストで上位に入るようなブランド米がたくさん出ているので、いろいろ取り寄せ、食べ比べを楽しんでいます。今の推しは、粘りが少なくて、食べやすい『ななつぼし』。
栄養士さんから、1日の食事を6回に分けて食べるように勧められているので、小さめのおにぎりをつくり、ちょこちょこ口にしています」
そこで活躍するのが、ご飯のお供。インスタでフォロワーに「おすすめのご飯のお供は?」とアンケートをとるなど、おいしいもの探しに妥協はない。
「仕事で地方に行くと、『おいしそうなものはないかな』って、つい探しちゃいます。調味料や出汁類も好きで、最近は長崎で、カラスミをオリーブオイルに入れたパスタソースを買いました。
『コレにコレを合わせる⁉』みたいな、意外性のあるものに惹かれるんですよね。で、気になったら試してみる。私、食に関してもけっこうチャレンジャーなんです(笑)」
バービーの究極のごはんのお供3選
1.平尾水産「庄屋さんの山ごぼうときくらげ」|福岡
にんにくとラー油がきいたパンチのある佃煮
「甘めの味つけのものだとご飯が進まない」というバービーさん。たっぷりの砂糖と醤油で焚いた佃煮系には触手が伸びないものの、「これはイケる!」とハマったのが「庄屋さんの山ごぼうきくらげ」。
「お米をおいしく食べるためのおかず」を目指す食品メーカーの人気商品「庄屋さんのきくらげ」に、山ごぼうをプラス。きくらげのコリコリと山ごぼうのカリカリという2つの食感が楽しめる、新感覚の佃煮だ。
「インスタのアンケート機能で『おすすめのご飯のお供』を募集した時に、これを挙げる人が結構多かったんですよ。しかも、後日、そのうちのひとりから『食べてくれました?』ってメッセージがきて。
それだけ推されたら、試さないわけにはいきません(笑)。で、取り寄せたら、ものすごくおいしくて! ニンニクとラー油がきいたパンチのある味わいがクセになります」
2.空知床「雲丹醤油」|北海道
「雲丹じゃん!」と唸った本格派
「2019年調味料選手権」総合1位をはじめ、「2020年日本ギフト大賞」や「2020年モンドセレクション金賞」などに輝き、2021年には「北海道 北のブランド」に認証された実力派。
「雲丹醤油が好きで、いろんな商品を試しましたが、これが一番! “雲丹風味”のものが多いけれど、これはほぼ雲丹。口に入れた瞬間、『雲丹じゃん!』と唸りました。
卵かけご飯にたらしても、最高においしいですよ」
雲丹を裏ごしした練り雲丹に、北海道旭川の老舗醤油蔵の丸大豆醤油を合わせ、濃厚な旨味とコクを実現。たったひと口で、雲丹の香りが鼻腔をくすぐり、雲丹そのものを食べているような錯覚に陥るほど。“かける雲丹”と称されるのも納得。
3.佐藤水産「鮭ルイベ漬」|北海道
デビュー当時を支えた郷愁の味
「家の冷蔵庫には魚卵類が必ずあって、子供のころから日常的に食べていました。おにぎりの具が筋子やいくらというのも当たり前。私の体の半分は、魚卵でできているかもしれません(笑)」
それが、上京すると一変。いくらや筋子は高級品となり、なかなか手が出せなくなった。そんな時、羽田空港で見つけたのが、佐藤水産の「鮭ルイベ漬」。
北海道産の天然鮭を凍らせたルイベに、北海道産いくらを合わせ、鮭から作った鮭醤油入りの醤油ダレに漬け込んだ、地元・北海道の郷土食だ。
「めちゃめちゃおいしくて、『これで、東京でも故郷の味が楽しめる!』と、感激しましたね。っもっとも当時は仕事を始めたばかりだったので、自分へのご褒美としてたまにしか買えませんでしたが。あれから20年近くたつけれど、今も私にとって、ご飯のお供の定番です。
実は妊娠判明後、生ものが口にできなくなったので、今はお預け。食べられるようになる日が、今から待ち遠しいです」