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2023.10.11

すでに入手困難!? プレミアムな東北ワイン6選【ワイン賢者推薦】

東西に長い日本列島は、テロワールも百花繚乱。造り手の個性もあいまった、その多様性を存分に楽しみたい。すでに入手困難なワインばかりだが、見つけたら即購入を。今回はワイン賢者4人が選ぶ、東北のプレミアムワインを紹介する。【特集 日本ワイン】

プレミアムな東北ワイン6選

東北ワインの特徴
メルロ、シャルドネなどの王道はもちろん、マスカット・ベーリーA、ヤマソービニオン、ヤマブドウのワインにも注目。

1. 小坂七滝ワイナリー「ワイングランド」

日本古来品種「山葡萄」は、和食とのマリアージュを

山葡萄系品種に特化した造り手が「小坂七滝ワイナリー」です。ワイングランドは山葡萄系品種で、優しい深みのある味わい。フレッシュ・フルーティーな甘みと清々しい酸味で、軽めの肉料理にも合いますが、赤ワインと合せるのが難しいお寿司やお刺身にもとてもよく合います。

山葡萄は古来より貴重な栄養源としても愛飲されてきたとの逸話もあります。日頃の疲れた身体に、この1杯で小休止するのはいかがでしょう? (選者・矢田部)

小坂七滝ワイナリー「ワイングランド」
種類:赤
品種:ワイングランド100%
産地:秋田県小坂町
価格:¥2,310
公式サイトはこちら

 

2. ファットリア アルフィオーレ「オオノ・フィールド・ブレンド2021」

元名シェフが造るファーム トゥ ボトル

イタリアンシェフとしてその名を馳せた目黒浩敬さんが、宮城県川崎町で2015年に立ち上げたワイナリー。「もっと多くの人々の幸せへと広がるように」という願いがこめられた目黒さんのワインを飲むと、幸せな空気感に包まれます。

しっかりとした旨みと心地よい優しさのしみるこのワインは、目黒さんが敬愛する栽培家・大野正敏さんの畑の魅力そのままにフィールドブレンド。テクニカルなことは抜きにして、純粋に楽しんでみてください。(選者・菊地)

ファットリア アルフィオーレ「オオノ・フィールド・ブレンド2021」
種類:赤
品種:非公開
産地:宮城県川崎町
価格:¥4,950
公式サイトはこちら

 

3. タケダワイナリー「ドメイヌ・タケダ ベリーA古木」

グラスに注がれる日本ワインのルーツ

勝海舟の薦めでブドウ栽培やワイン造りを始めたといわれている、“日本ワインの父”川上善兵衛。その彼が創業者の「岩の原葡萄園」から譲り受けたと言われる、樹齢70年ほどのブドウも使用したワインがこちらです。

キレイな酸にミネラル感、さらに古木だからなのか、凝縮した果汁のエキスは深みとコクがあり、大人のマスカット・ベーリーA といったところ。歴史を飲ませてもらっているような、とても贅沢な時を過ごすことができます。(選者・ひぐち君)

タケダワイナリー「ドメイヌ・タケダ ベリーA古木」
種類:赤
品種:マスカット・ベーリーA100%
産地:山形県上山市
価格:¥4,950
公式サイトはこちら

 

4. ウッディファームワイナリー「ツボマンサン&アルバリーニョ2021」

果樹農家が立ち上げた、底力のあるワイナリー

色合いは飴色に輝き、ジャスミン、金柑のような華やかな香りがなんとも魅力的です。個性の強い原酒、壺で醸したプティマンサンと新樽で発酵させた貴腐のついたアルバリーニョを当量ブレンド。緩衝としてシャルドネもわずかに加えています。

ワイナリーの主力品種は、日本で注目度上昇中のプティマンサンとアルバリーニョ。醸造責任者である金原勇人さんは、持ち前の飽くなき探究心を発揮して多彩なワインを造っています。(選者・鹿取)

ウッディファームワイナリー「ツボマンサン&アルバリーニョ2021」
種類:白
品種:プティマンサン48%、アルバリーニョ
47%、シャルドネ5%
産地:山形県上山市 
価格:¥4,950
公式サイトはこちら

 

5. イエロー・マジック・ワイナリー「ハート・ビート 甲州」

真摯にかつファンキー。山形ワイン造りを極める

胡桃の皮のような香りに青葉の清々しい香り。滑らかな質感とほどよい厚みにほのかな苦味がアクセントを添えています。「地ワイン」としての日本ワインを追求してきた岩谷澄人さんが、デラウェアを中心としたワイン造りの集大成の地として山形県赤湯を定めました。

このワインは赤湯唯一の甲州の畑を救うために商品化されたもの。山形県産ブドウ100%で山形ならではのワイン造りを極めます。ワイナリー名は「黄色魔術醸造所」。(選者・鹿取)

イエロー・マジック・ワイナリー「ハート・ビート 甲州」
種類:白
品種:甲州100%
産地:山形県南陽市
価格:¥3,850
公式サイトはこちら

 

6. アルビオン・シラカミ・ヴィンヤード&ワイナリー「ドメイヌアルビオン」

地元と歩む化粧品会社がワイン造り

十分に空気と触れるとブラックカラント、スパイスのような風味と渋み穏やかで味わい深い。ワイナリーは白神山麓で20年以上栽培が続くヤマソービニオンを生かすため、化粧品会社のアルビオンが設立。他にも、化粧品原料植物の乾燥室で干した陰干しブドウが原料となっているワインもあります。

栽培醸造責任者の佐藤祐介さんは東北のワイナリーを経て同社に入社。シャルドネやピノ・ノワールも期待大。一般販売も検討中とのこと。(選者・鹿取)

アルビオン・シラカミ・ヴィンヤード&ワイナリー「ドメイヌアルビオン」
種類:赤
品種:ヤマソービニオン100%
産地:秋田県藤里町
価格:未定
公式サイトはこちら

Selector

鹿取みゆき氏
鹿取みゆき/Miyuki Katori
ワインジャーナリスト
20年以上前から日本ワインのシーンを取材。“日本ワインの母”と呼ばれるほど造り手たちからの信頼も厚い。著書に『日本ワイン99本』(プレジデント社・共著)、『日本ワインガイド』(虹有社)など。
髭男爵 ひぐち君
髭男爵 ひぐち君/Higuchi-kun
1974年生まれ。1999年にお笑いコンビ・髭男爵を結成。ワインエキスパートの資格を取得し、日本ワインのオンラインサロンも主催する。著書に『髭男爵ひぐち君の 語る 日本ワインサロン』(三栄)。
菊地良実氏
菊地良実/Yoshimi Kikuchi
wa-syu バイヤー
1981年生まれ。日本ワインの楽しさを提案する「wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP」に立ち上げよりバイヤーとして参加。紹介したワインは、wa-syu(https://wa-syu.com)から購入可能。
矢田部匡且氏
矢田部匡且/Masakatsu Yatabe
東京エディション虎ノ門ヘッドソムリエ
1984年生まれ。ホテリエとしてキャリアを開始し、星つきレストランでソムリエとして従事。2022年より現職。休日はワイナリーを巡り造り手の思いをゲストに届ける。ASIインターナショナルソムリエ。

【特集 日本ワイン】

TEXT=西原幸平(EATer)、Ena

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