グラスヒュッテ・オリジナルのクラシックウォッチ「セネタ」に、最新作「セネタ・マイセン」が加わった。

ドイツのクラフツマンシップが宿る、唯一無二の磁器文字盤
ドイツ・ザクセン州の町、グラスヒュッテに本拠地を構えるグラスヒュッテ・オリジナルは、180年にわたりドイツ時計製造の伝統を守り、自社一貫製造による高品質なタイムピースを生み出し続けている。
新たに発表された「セネタ・マイセン」は、ヨーロッパ最古の名窯(めいよう)として知られるマイセン磁器製作所と協業した特別な逸品だ。
1710年にザクセン州にて王立の磁器製作所として創業したマイセンは、315年の歴史の中で数々の名品を制作してきた。作られる磁器は品質・ハンドペイントの精緻な絵柄・格式すべてにおいてヨーロッパ最高峰と称され、古くは王侯貴族、現在では世界中の愛好家を魅了し続けている。
今回のコラボレーションモデルでは3種類のデザインのマイセン磁器を文字盤に採用。一つ目は、ホワイトの地色にマイセン特有の絵柄「ミスティックメゾン」をグレーで描いたもの。
二つ目はセラドングリーンの地色に「ミスティックメゾン」のロカイユ模様を装飾。こちらは9世紀の中国で生産されていた透き通る緑色の「セラドン釉薬」を施した陶磁器から着想を得ており、陶磁芸術の起源を感じる色合いとなっている。
三つ目はセラドングリーンの背景に、マイセンのクレーター花瓶「Dekorwelten」を象徴する絵柄をコラージュで描いたもの。メルヘンから飛び出してきたかのような動物や花々が、色彩豊かに文字盤を彩っているのが特徴だ。
磁器製文字盤はすべて職人が手作業によって装飾や文字、インデックスを何層にもわたって塗り重ねていくため、一点ごとに表情が異なる希少なもの。
文字盤として確かな硬度と完璧な平坦さを確保するため、900〜1400度の超高温での焼成や絵付けなど、あらゆる工程において職人の高度な技と勘が要求される繊細な作業が繰り返される。
文字盤のデザインと質感を際立たせるため、ダイヤル上にあるのは時針と分針のみ。6時付近にはマイセンのロゴである双剣が描かれている。

ムーブメントには100時間もの作動時間を誇る、グラスヒュッテ・オリジナルの自社製キャリバーを搭載。
ドイツのクラフツマンシップの最高峰である両社の技術が美しく融合した本モデルは、「ミスティックメゾン」モデルが各150本、「コラージュ」モデルが8本の限定生産。芸術品を身に纏う、とても貴重なタイムピースだ。
問い合わせ
グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座 TEL:03-6254-7266










