30周年を迎えたシチズンの「ザ・シチズン」。2025年8月7日、新しい限定モデルが発売される。

土佐和紙の「典具帖紙」を使用
「共に一緒に生きていくこと」を理念に、1995年に誕生したシチズンの「ザ・シチズン」コレクション。30周年を迎えた2025年、続々とアニバーサリーモデルが発表されている。
新たにお披露目されたのは、伝統技法「叢雲(むらくも)絞り染め」で染めあげた藍染和紙を文字盤に使った限定モデルだ。
「叢雲絞り染め」は生地を丸め圧縮してシワをつくりだし、染めムラ模様を表現する伝統的な染色技法。使われている土佐の和紙「典具帖紙(てんぐじょうし)」は世界一薄い和紙ともいわれ、その色合いは美しい。
職人が手作業で和紙にシワをつくり数回にわたって染色、洗い、乾燥を繰り返す。その工程で和紙を破損させないのはもちろん、どれくらいシワをつくり、染めを重ねるかは職人の経験と感性に委ねられる。
そうして完成した藍染和紙ダイヤルの模様はふたつとして同じものはなく、移ろいゆく空と雲を思わせる藍色の濃淡が自然の情趣を感じさせてくれるのだ。
ケースは艶のあるブラックカラーが印象的なスーパーチタニウム™製。
ムーブメントには年差±5秒という驚異の高精度を誇るエコ・ドライブを搭載しており、2100年2月28日までうるう年などの月末カレンダー修正が不要なパーペチュアルカレンダー機能など、スペック面の性能も申し分ない。
本モデルは300本の限定生産。時計を見るたびに匠の伝統技と自然の風情を感じることのできる、贅沢な1本となっている。

世界限定300本。クオーツ(エコ・ドライブ)、スーパーチタニウム™ケース、径38.3mm。¥484,000
問い合わせ
シチズンお客様時計相談室 TEL:0120-78-4807