2025年5月15日、シチズンの「ザ・シチズン」から30周年記念限定モデルが発売される。

文字盤に広がる日本の美と感性
「永く広く市民に愛されるように」をフィロソフィーに掲げ、親しみやすく高精度な時計を製造するシチズン。
「ザ・シチズン」は、シチズンのなかでも最高峰に位置するフラッグシップであり、普遍的な美しさを内包するエレガントなコレクションだ。
1995年に登場した「ザ・シチズン」は、2025年で30周年。それを記念して5月15日に、移ろいゆく自然の情景の美しい一瞬を、土佐和紙を用いた文字盤で表現した「Iconic Nature Collection」から、ふたつの限定モデルが発売される。
古来変わることのない日本の自然や四季の変化、それを心の底から美しいと感じる日本人ならではの豊かな美的感覚。そこから着想を得て、自然の情趣を絶妙なニュアンスで和紙文字盤のなかに描きだした特別なタイムピースだ。
「AQ4106-00A」は、春の明け方の情景を表現した淡いピンクが印象的。ダイヤルは長い繊維を漉きこんだ独特の模様の雲龍紙(うんりゅうし)に、空にも桜にも見える繊細な色彩を乗せて、白々と明けゆく早朝に柔らかな雲がたなびくさまを表現した。デュラテクトサクラピンク(淡くやさしい色合いのサクラ色)を施したチタンのケースとの組み合わせが実に華やかで、春の気配を感じさせるモデルだ。
一方の「AQ4100-22L」は、川の水面に映る月明かりの美しさを、ジャパンブルーが印象的な藍染和紙にグラデーションを重ねて表現。川のほとりに飛び交う蛍の光跡を思わせるゴールドの秒針とともに、夏の夜の静謐さを描いている。
いずれのモデルも、年差±5秒という驚異的な精度を誇るエコ・ドライブムーブメントを搭載。ストラップはサステナブル認証を受けた製皮業者で製造されたワニ革を使用しており、それぞれの文字盤とケース色に合う、ブラウンとブルーの色使いとなっている。
日本の美を高い技術力で表現した本モデルは、各400本の限定生産。文字盤を見るたび、日本人であることの誇りと豊かさを感じさせてくれる時計となっている。
問い合わせ
シチズンお客様時計相談室 TEL:0120-78-4807