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2024.07.09

ルイ・ヴィトン、グランドセイコー…“細部が凄い”2024年最新時計6選

どこかひとつでも激烈に推せる個性があるだけで、人生の伴侶たる最良の1本となりうる。6つの推せるポイント別に、エネルギー漲る腕時計を一挙紹介。今回は「神ディテール」で推す! 【特集 神推し時計】

“神ディティール”な時計6選

見れば見るほど目を奪われる、繊細な神業の圧倒的魅力

わずか5センチ四方にも満たない腕元の小さな世界。そこでの存在感を楽しむ腕時計とは、自己満足の極致なのかもしれない。

だからこそ、「神は細部に宿る」という言葉どおり、職人の手仕事や圧倒的に繊細な仕上げといった神がかったディテールを堪能することは、時計好きにとって最も楽しい瞬間であるといってもいい。また、細部にはブランドの哲学や美意識が垣間見られ、そこに共感することは自分の世界を広げることにも通じる。

誰に見せびらかすものでもない、果てしないディテールの追求。それを知ってしまったら、時計沼から抜けだせなくなることは間違いない。

1.ルイ・ヴィトン|エスカル

これまでコンプリケーションのみの展開だった「エスカル」に、新たに3針モデルが登場。ダイヤル中央部はモノグラム・キャンバスのテクスチャーをスタンピングするほか、トランクの角を補強するパーツからインスパイアされた意匠を施すなど、アイコニックなディテールが満載だ。

ルイ・ヴィトン「エスカル」
自動巻き、18KRGケース、径39mm。各¥4,147,000(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL:0120-00-1584)

2.グランドセイコー|エボリューション9 コレクション SLGW003

日本の美しい自然をダイヤルに閉じこめた、グランドセイコーの意欲作。新規設計の機構によって巻き心地のよさも評価される本モデルは、製造拠点である岩手県、平庭高原に群生する白樺の樹皮を模した型打ちパターンが特徴だ。

グランドセイコー「エボリューション9 コレクション SLGW003」
手巻き、ブリリアントハードチタンケース、径38.6mm。¥1,452,000(グランドセイコー/セイコーウオッチお客様相談室 TEL:0120-302-617)

3.エルメス|エルメス カット

新コレクション「カット」は、立体の「丸」と平面の「円」を組み合わせて、それぞれの魅力を引きだした独創的なデザインが魅力。正面からはサテン仕上げ、サイドからはポリッシュ仕上げが覗く。1時半位置のリューズにはHの文字があしらわれている。

エルメス「エルメス カット」
自動巻き、SSケース、径36mm。¥1,024,100(エルメス/エルメスジャポン TEL:03-3569-3300)

4.タサキ|フィオナ・クルーガー プチ スカル

スイスを拠点に活動しているデザイナー、フィオナ・クルーガー氏の死生観を前面に押しだしたモデルで、そのインパクトは絶大。マザー・オブ・パールのダイヤルに緻密なドットを転写プリント。軸受けのルビーを目に見立ててデザインされたムーブメントも、秀逸だ。

タサキ「フィオナ・クルーガー プチ スカル」
自動巻き、SSケース、縦48×横34.5mm。¥3,520,000(タサキ/TASAKI TEL:0120-111-446)

5.ピアジェ|ポロ

メインダイヤルに施された水平の装飾と、インダイヤルの同心円状のアズラージュ装飾がダイヤルにリズムをもたらす名作「ピアジェ ポロ」。そのクロノグラフに新色のグリーンが登場した。サテンとポリッシュの磨き分けも見事。パワーリザーブは約50時間。

ピアジェ「ポロ」
自動巻き、SSケース、径42mm。¥2,948,000(ピアジェ/ピアジェ コンタクトセンター TEL:0120-73-1874)

6.アントワーヌ・プレジウソ|シエナ

モデル名の由来となっているのがイタリアの古都、シエナの広場に建つマンジャの時計塔。そこに着想を得た本作は、文字盤や針のデザインもクラシカル。シエナの空さながらの真っ青なマザー・オブ・パールと、美しいバロック様式の時分針が見事にマッチしている。

アントワーヌ・プレジウソ「シエナ」
自動巻き、SSケース、径34.5mm。¥1,045,000(アントワーヌ・プレジウソ/一新時計 TEL:03-6631-0087)

【特集 神推し時計】

この記事はGOETHE 2024年8月号「特集:神推し時計」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

TEXT=髙村将司

PHOTOGRAPH=池田敦(CASK)

STYLING=与那嶺龍士

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