グランドセイコー、スプリングドライブ20周年限定モデル

グランドセイコーはこの度、スプリングドライブムーブメント「キャリバー9R」の誕生20周年を記念した限定モデル2種を発表した。どちらも、絶妙なダイヤルカラーが印象的な逸品だ。

日本ならではの美意識を体現する

グランドセイコーは、スプリングドライブムーブメント「キャリバー9R」の誕生20周年を記念して、スポーツコレクションとヘリテージコレクションから、ふたつの限定モデル「SBGE305」と「SBGA497」を発売する。

スプリングドライブとは、ぜんまいのほどける力を動力源としつつ、ICと水晶振動子により正確に時計の精度を制御するセイコー独自の駆動機構のこと。

1970年代後半からその開発が始まり、1999年にスプリングドライブを搭載した時計を発表。さらに5年の研究・開発期間を経て、実用性の高い自動巻きと72時間のロングパワーリザーブを兼ね備えた、グランドセイコー専用設計のスプリングドライブムーブメント「キャリバー9R65」を搭載したモデルを、2004年に発売した。

この度スポーツコレクションからは、GMT機能を搭載した限定モデル「SBGE305」を発売。ビビッドなダークレッドのダイヤルは、スプリングドライブムーブメントがつくられる長野県の「信州 時の匠工房」から望む、鮮やかな夏の朝焼けの情景を表現している。シルバーのGMT針もその深みのある赤いダイヤルに映えるので、視認性も抜群だ。

一方、ヘリテージコレクションから登場した「SBGA497」も、穂高連峰の山々を覆う雪面をデザインソースとした、淡く繊細なダイヤルパターンが印象的な1本だ。ケースおよびブレスレットに採用されているのはブライトチタン。ステンレススチールと比べて約30%も軽量かつ耐傷性・耐食性に優れ、軽くて心地よい装着感も大きな魅力となっている。

「SBGE305」は世界限定1300本（うち国内は600本）で2024年6月8日（土）から、「SBGA497」は世界限定1500本（うち国内は650本）で2024年3月8日（金）から発売予定。美しい自然の表情をダイヤルに表現したこの特別モデルを、ぜひ手に入れてほしい。

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