新作発表会が中止や延期を余儀なくされたウォッチシーン。一体新作はどうなるのか!? しかし心配ご無用。主要ブランドからは、新作情報が続々と届いている。そんな中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる"活きのいい"モデルを厳選した！
「パシャ ドゥ カルティエ」のスタイルを決定付ける優雅なフォルム
1985年に誕生し、人々を熱狂させた、カルティエのタイムピースがある。来る2020年9月、「パシャ ドゥ カルティエ」が時を超え、待望の復活を果たす。
識者ならひと目で分かる、アイコニックなリューズとラウンドケースはそのままに、現代的な解釈を加えることでより洗練されたスタイルに昇華している。
「パシャ ドゥ カルティエ」のスタイルを決定付ける優雅なフォルムは健在。© Cartier
もちろん、スペックも飛躍的に向上している。ケースバックから覗く自動巻きムーブメントCal.1847 MCは、ムーブメントの脱進機、ケースに組み込まれたリンニッケルを用いた非磁性の部品によって、強力な磁場でもパフォーマンスを発揮できる。ねじ込み式のリューズによって、100Mの防水性能を備えていることも付け加えておこう。
小さなチェーンで結ばれたブルースピネル、あるいはサファイアが埋め込まれたリューズ。オプションのサービスとして、ケースの側面にイニシャルのエングレービングを刻むことができる。Cédric Vaucher © Cartier
モダンなデザインと仕上げの美しさが光る自動巻きムーブメントCal.1847 MC。Cédric Vaucher © Cartier
ユニセックスで楽しめる新しいスタイル提案
生まれ変わった「パシャ ドゥ カルティエ」の魅力を読み解く上での最重要ポイントとして、ユニセックスなスタイル提案に注目したい。
カギを握るのは、35mm径と41mm径で展開するサイズ設定にある。太めのベゼル、ボリューム感のあるリューズやブレスレットを備えているため、小ぶりに映る35mm径であっても男性が違和感なく着用できる秀逸な設計に、この時計の本質が集約されている。
それに加え、「クイックスイッチ」システムを用いたブレスレットは、その時の気分に合わせてワンタッチでレザーストラップと交換することができる。そのため、35mm径と41mm径ともに、多彩なバリーションで展開している。
工具を一切使わずに、着脱とコマの調整ができる「クイックスイッチ」システムを採用したブレスレット。Cédric Vaucher © Cartier
これらの創意工夫によって、「パシャ ドゥ カルティエ」は性別の垣根を越え、多様化したライフスタイルに対応できるマルチな1本に仕上がっている。ケースやストラップの組み合わせから、自分好みのスタイリングを楽しんでみてほしい。
ともに、自動巻き、SSケース、径35mm、¥605,000（予価）。2020年9月発売予定。© Cartier
ともに、自動巻き、SSケース、径41mm、¥710,000（予価）。2020年9月発売予定。© Cartier
問い合わせ
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL：0120-301-757
