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2023.08.23

「吐き気とめまい、下痢に悩まされ続けた」岸博幸、最大の難関「抗がん剤投与」のこと

前回の取材の後、2023年7月30日・31日に抗がん剤投与を受けた岸博幸氏。「治療で一番きついのが抗がん剤投与だそうです」と覚悟はしていたものの、実際のところどうだったのか。治療開始から10日が過ぎた8月9日にオンラインインタビューを行った。

抗がん剤投与の10日後、オンラインインタビューを受ける岸博幸氏。

抗がん剤投与で辛かったのは口の中を氷で冷やすこと

次のインタビューは抗がん剤治療の後に。前回の取材時にそう決め、8月4日に日程を問い合わせるメールを送ったものの、岸氏からは数日間返信がなかった。いつもは即レスの岸氏だけに、体調が思わしくないのだろうかと心配していたところ、7日に連絡が入った。抗がん剤投与と、それに続く造血幹細胞移植の影響で、数日間臥せっていたという。

「抗がん剤治療をしてからは、ずっと吐き気が続いたんですよ。食事も3日間はまったく喉を通らなくて。ただ、治療自体は思っていたより、あっさりしていましたね。どれほど仰々しいものかと思っていたら、病室に看護師さんがひとりでやってきて、入院した時から装着しているカテーテルを使って点滴で抗がん剤を投与するだけでした。点滴の所要時間も30分程度だったと思います。ただし、その前後含めて1時間半が大変だった。口の中に氷を入れて、ずっと冷やさないといけなかったから。これはけっこうめんどうでしたね」

抗がん剤投与の副作用のひとつに口内炎がある。発症すると、食事がとりづらいなどの支障が出るだけでなく、治療に時間を要するケースも珍しくない。また、重症化すると治療存続が不可能になったり、最悪の場合、感染が全身に広がり、命にまで関わることも。その予防として、口に氷を含み、口内を冷やすというわけだ。

吐き気とめまい、下痢に悩まされ続けた

抗がん剤投与が終了した翌日の8月1日には、造血幹細胞が移植された。こちらは、医師の手により実施されるものの、抗がん剤同様、病室でカテーテルを通して行われ、所要時間は30分。岸氏によると、「抗がん剤投与の時より楽」だったとか。

「先生が心電図をチェックしながらやってくれたので、治療としては、こちらの方がハードルは高いんでしょうね。でも、入院当初からつけているカテーテルを通じて行われるから、僕の実感としては、拍子抜けするくらい簡単だなと(笑)」

治療はシンプルだが、副作用は想像以上にきつかったようだ。抗がん剤治療後はずっと吐き気とめまいに悩まされ、発熱も1度あったという。吐き気を抑える薬は、今も点滴で投与されているという。

「あとは下痢。抗がん剤の投与と造血幹細胞移植をすると、ほぼ必ず出る副作用らしいんですが、これは今も続いているんですよ。下痢は、病院側がけっこう警戒しているみたいで、すぐに対処できるよう、薬は常にそばにおいてあります。今は白血球の数が極端に減っているから、感染症にかかりやすい状態なんですよね。下痢がひどくなって、肛門のあたりが傷つくと、そこから菌が入って全身に回る危険性もあるとか。副作用はかなり落ち着きましたが、実はこれから1週間が大事な時期だそうです」

とはいえ、通常と比べても岸氏はかなり順調に回復しているらしく、すでに退院に向けて始動しているとのこと。

次回(8月24日10時公開予定)は、入院中の過ごし方について語ってもらう。

TEXT=村上早苗

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