ここでしか味わえない体験ができる、沖縄の癒しのホテルをまとめてお届け! ※GOETHE2024年9月号掲載記事を再編。
1.西麻布の名店「ラ・ボンバンス」監修、沖縄の“やんばるキュイジーヌ”とは
沖縄本島から橋でつながる古宇利島(こうりじま)の丘の上、「風光絶佳 美味佳肴(かこう)」を標榜しているスモールラグジュアリーホテル「One Suite THE GRAND」。開業から3年経った7月、エステティックサロンやスパがオープンし、癒やし度がますますパワーアップしている。
ダイニングは東京・西麻布で20年、不動の人気を誇る「ラ・ボンバンス」が運営。オーナーシェフの岡元信氏は和食をベースにしながら、技法やプレゼンテーションでフレンチの要素も加えていく創作和食の先駆者だ。
ここでは、ほぼ現地の食材を使った“やんばるキュイジーヌ”がテーマ。東京のホテルから抜擢された熟練の料理長・梶原信治氏は、沖縄の食の豊かさに感動し、その喜びを料理で表現する。さらにライヴ感を楽しめるカウンター割烹もあり、炭火料理や鮨を組みこんだコースで楽しませてくれる。
2.沖縄のウェルネスリゾート「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」のタラソテラピーで心身を癒やしてきた
部瀬名岬に建つ「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」では、海水で満たされたタラソプールでフランス発祥の海洋療法「タラソテラピー」を受けることができる。
セラピストによる問診で現在の体調を伝えた後、深さや水流ジェットの位置と強さが場所によって異なるタラソプールに入り、不調を感じる部分を重点的に動かしていく。腰の疲れが気になるなら、思いっきり足を上げて、普段意識しづらい股関節を動かしたり、臀部に水流を当てながらストレッチしたりと、その方法をセラピストが丁寧に指導。多忙な日々でも戦える身体の下地をつくってくれる。
3.沖縄・国際通りのど真ん中でサウナ&プール。ホテル「Southwest Grand Hotel」
国際通り周辺にサウナは数あれど、朝陽を浴びてととのえるのは、ここだけではないだろうか。Plan・Do・See琉球が運営する、2023年オープンのラグジュアリーシティホテル「Southwest Grand Hotel」12階のサウナだ。宿泊者専用のサウナ(水着着用)は、プールやテラス&ジャグジーがある11階の上、最上階に位置する。
お薦めは、朝6時に朝陽を浴びる時間帯。まずはサウナの大きな窓から、静寂漂う街を見下ろし、セルフロウリュでじっくり汗をかく。冷たいシャワーを浴び、東側から登る神々しい朝陽を全身に受け海風を感じれば至福の時に。
4.24時間稼働の3ラウンジでおこもりステイ! 大人用にリニューアル「グランディスタイル 沖縄 読谷ホテル&リゾート」
2024年4月より、13歳以上が滞在できるリゾートに生まれ変わった「グランディスタイル沖縄 読谷 ホテル&リゾート」。館内にはコンセプトが異なる3つのオールデイインクルーシブラウンジがあり、24時間利用できるのでホテルでのおこもりステイを満喫したい。
インフィニティプールのある「プールラウンジ」では、朝はまばゆい光を、夜は水面のライトアップを愛でながら、時間ごとに豊富に用意されるカクテルやスナックを楽しめる。
また一見の価値ありなのは、沖縄にゆかりのあるアーティストが制作したアートが展示される「アートギャラリー」。ここでは、アートに合わせてセレクトされたナチュラルワインが揃う。