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2023.11.18

観光客数、全長1kmジップライン、時速400km警察車、数字で見る世界一のドバイの凄さ

なぜ、ドバイにはヒト・モノ・カネが集まるのか。その歴史と現在を紐解いていく。【特集 熱狂都市・ドバイ】

アル・ワスル・ドーム
ドバイ万博の会場中央に位置する、高さ67.5m、直径130mの「アル・ワスル・ドーム」。ファサードを手がけたのは日本の企業である太陽工業だ。

ドバイ万博が起爆剤!?

世界一リッチな都市。そんなイメージがあるドバイは事実、さまざまな政策を推進して驚くべきスピードで経済成長を遂げてきた。中東ゆえに、オイルマネーで発展したかと思われがちだが、実はドバイは石油埋蔵量が少なく、早くからエネルギー産業に頼らない都市づくりを行ってきたのだ。

そのひとつが、「フリーゾーン」と呼ばれる経済特区を設置し、物流のハブとして、国外資本及び外国企業を誘致する方法だ。フリーゾーンはほぼ無税ともいえる税金の優遇措置、海外送金の自由など、外国企業にさまざまなメリットを生みだし、世界中の多くの企業が中東地域のビジネスの拠点をドバイに置くようになった。現在はこの経済特区をさらに拡大し、より多様なビジネスを呼びこんでいる。

世界中からビジネスを志す人々が集まるなか、近年は観光都市としての発展も目覚ましい。高さ828mの「世界一高い建造物」であるブルジュ・ハリファをはじめ、多くの“世界一”を持つドバイだが、そのほかにもブロックチェーンを活用したインフラの整備、ゴールデンビザといった新しいビザの発行など、先進的な取り組みを打ちだし続けることで、多くの外国人観光客を魅了し続けているのだ。

また、2021年10月から翌年3月末まで開催されたドバイ国際博覧会には、2015年のミラノ万博を超える人々が来場。この万博開催の前、多くの国がパンデミックによる渡航規制を設けている2020年7月、ドバイが世界に先駆けて渡航者を受け入れていたことも、その理由としては大きいだろう。ヒト・モノ・カネが集まり、エネルギーが都市全体に満ちている様子を目の当たりにした世界各国の人々が、ドバイという都市に、さらなる可能性を見いだしたはずだ。

「初めて訪れる方は、ブルジュ・ハリファ、ドバイ・モール、未来博物館などをぜひ見ていただきたいです。超高層ビル群を背景にしたゴルフ場など、世界中どこにもないユニークな体験もできます。200を超える多様な国籍の人々によって、あらゆるビジネス、そしてエンタメが生まれ続けているんです」(ドバイ経済観光庁の国際業務担当シニアマネージャー、シャハブ・シャヤン氏)

ドバイこそ日本が忘れかけている“未来への希望”に満ちた都市であり、向かうべき目的地かもしれない。

シャハブ・シャヤン氏
シャハブ・シャヤン
2014年、ドバイ経済観光庁に入庁。「都会的なイメージの強いドバイですが、アラビア湾沿いにはビーチフロントの美しいリゾートが数多くあり、太陽と海を楽しむのもお薦めです」

数字で見る、ドバイ驚きの“世界一”

コロナ禍以降のホテル増加数 ▶︎ 96軒

2019年6月に714軒あったドバイのホテルは、2023年6月時点で、世界的パンデミックを経たにもかかわらず96軒、3万室が新たに増え、810軒に。平均稼働率は78%と非常に高い。

コロナ禍以降のホテル増加数
コロナ禍に関わらず増加!!

ドバイ万博の経済効果 ▶︎ 422億ドル

ドバイの人口の約7倍、2,400万人がドバイ万博を訪問。ドバイ万博以降、多くの雇用が生まれ、その経済効果は422億ドルとも。また、万博の跡地に誕生した「エキスポ・シティ・ドバイ」では、万博のために建設されたインフラの80%以上を再利用した。

ドバイ万博
©Abaca/アフロ

2023年上半期の観光客数 ▶︎ 855万人

パンデミック以前、2019年上半期の外国からの訪問者数は836万人だったが、2023年上半期はそれを上回る855万人がドバイを訪れ、上半期としては過去最高の訪問者数を記録。前年同期比率では20%の増加となった。

ドバイへの観光客が多い国ランク
ドバイへの観光客が多い国。

まだまだある! ドバイの“世界一”

▶︎ 170mの高さを時速80kmで1kmの距離を滑る世界一長いジップライン「X line」がある。

▶︎ 全長5km、重さ240kgの世界一長い22Kゴールドチェーンを作った。

▶︎ 総面積100万㎡、東京ドーム23個分世界最大規模のショッピングモール「ドバイ・モール」。

▶︎ パトカーは「ブガッティ・ヴェイロン」時速400kmの世界一速い警察車がある。

▶︎ 高さ250m、1750人を乗せられる世界最大の観覧車「アイン・ドバイ」。

【特集 熱狂都市・ドバイ】

この記事はGOETHE2023年12月号「総力特集: ヒト・モノ・カネが集まるドバイ」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=安井桃子

PHOTOGRAPH=五月女幸希

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