東京にも進出を果たした「ブルガリ ホテル」ブランドの9番目となるホテルが、2023年6月、ブランド創業の地で華々しく開業。「夏は海外を旅しようか」と考えている人は、ローマを候補地に入れるべきかもしれない。
永遠の都にオープンした宝石のようなホテル
ローマ市内、アウグスト・インペラトーレ広場10番地に開業した「ブルガリ ホテル ローマ」は、リラックスしたエレガンスを提供する全114室。
300㎡の壮麗な「ブルガリ スイート」、ラグジュアリーなスパ、アイコニックな「ブルガリ バー」、街を一望する7階の「ラ・テラッツァ」など、次世代の“オートオスピタリテ(高級ホスピタリティ)”を体現する場として、ホスピタリティとガストロノミーの頂点を兼ね備えたホテルだ。
デザインは世界中の9つのブルガリ ホテルズ & リゾーツと同様、ミラノの建築設計事務所ACPV アーキテクツ アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエルが手がけており、その存在感は、ブランド創業の地であり、ブルガリのクリエイションの絶え間ないインスピレーション源であるローマの壮麗な輝きの一役を担う。
近年オープンした北京、ドバイ、上海、パリ、東京に続き、2025年から2026年にかけても、マイアミ、モルディブ、ロサンゼルスの3か所が開業をひかえる「ブルガリ ホテル」。それらをめぐる旅もまた、一興だろう。