2023年もホテルの開業ラッシュは続いている。日本初上陸のインターナショナルブランドをはじめ、環境に配慮した最先端機能を持つホテルや新たに誕生するブランドなどを厳選。今回は、「ブルガリ ホテル 東京」を紹介する。【特集 ホテル案内2023】
友人の邸宅を訪れたような心地よさに包まれる
ミラノ、ドバイ、バリなどで世界のセレブリティを魅了してきたブルガリ ホテルズ&リゾーツが、満を持して日本に初上陸。東京駅の目の前、「東京ミッドタウン八重洲」のトップフロアを占める「ブルガリ ホテル 東京」は、すべて50㎡以上の広さを誇る客室をはじめ、ホテル内にはイタリアのマクサルトやフレックスフォルム、日本のリッツウェルなど選び抜かれた上質な家具を配置する。
ブルガリのコンセプトカラーであるローマの夕暮れをイメージしたサフランカラーが温かな雰囲気を醸しだし、まるで友人の邸宅に招かれたかのような心地よさを感じるはずだ。また各所にテラスが設けられ、ホテル内を歩いているだけでも、都会の天空ならではの気持ちよさを存分に享受できる。
ホテル内には希少なジュエリーのデザイン画や、顧客であったオードリー・ヘップバーンやソフィア・ローレンなどのセレブリティの写真、’70〜’80年代の美しき広告ビジュアルの数々が飾られ、どこにいてもブルガリが醸しだす世界観を感じるだろう。さらに日本の“孔雀紋”を思わせる壁や、室内の竹籠に毎日生けられる季節の花など、その土地独自の文化もブルガリの世界観のなかに絶妙に取り入れられている。
そして目を見張るのは、ひとつひとつ職人が張りこんだモザイクタイルの壁や、光が客室を柔らかく包むよう施された塗り天井などの徹底したこだわりだ。ジュエリー同様、ブルガリの細部にまで行きわたる美とクラフツマンシップへの追求は、ホテルという場所においても随所に息づいている。
東京・八重洲に誕生した天空のリトリート
イタリア・アブルッツォでミシュラン3つ星に輝くシェフ、ニコ・ロミートによるコンテンポラリーなアレンジを加えたイタリア料理を提供する「イル・リストランテ ニコ・ロミート」のほか、「鮨 行天(ぎょうてん)」で3つ星を獲得した行天健二氏が監修する「SUSHI HŌSEKI」、イタリアと日本を巡る旅を表現したシグネチャーカクテルを楽しむことができる「ブルガリ バー」など飲食も充実。
プール・サウナを擁する1000㎡という広さのスパも、ここでの滞在をより満ち足りたものにしてくれるだろう。
エレベーターの扉が開けば迎えてくれるのは、ハイジュエラーならではのラグジュアリーと心地よさに満ち溢れた空間だ。東京の天空できらめきを放つ「ブルガリ ホテル 東京」の世界をぜひ体験してほしい。
ブルガリ ホテル 東京/Bulgari Hotel Tokyo
住所:東京都中央区八重洲2-2-1
TEL:03-6262-3333
料金:1泊¥250,000~(2名1室利用時、税サ別)
施設:客室98室、イタリアンダイニング、鮨処、バー、スパ、プールほか
▶︎ Focus
高層階にあるホテルのなかでも、他より抜きんでているのがテラスの充実度。レストランのテラス席のほか、バーは室内よりも広いテラスを2方向に設置。レモンと柚子の木などを植え、都会の真ん中にいながら自然を感じるスペースに。さらに嬉しいのがプールサイドのテラス。デイベッドも完備し、心地よい風と日差しをたっぷり感じることができる。
▶︎ Special
バーのガーデンテラス。なかでも東京駅を見下ろすソファ席は、超人気席になるのは確実。
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