世界のグローバル化に対応したリゾートに生まれ変わろうとしている、岩手・安比高原。世界屈指の雪質、ラグジュアリーホテル、プライベートジェットの運行計画、日本初の英国式全寮制インターナショナルスクールなど、安比高原の記事をまとめてご紹介! ※2022年12月掲載記事を再編。
2.開業8ヵ月で旅行界のアカデミー賞受賞! 最上級の体験が叶う「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」
3.プライベートジェットでアクセス可能に!? 安比への空路・未来予想図とは
4.日本初の英国式全寮制インターナショナルスクールが安比に開校
5.スキーリフトも優先搭乗の時代! 安比高原・新リフトチケットを解説
6.アジア最高峰&唯一無二のリゾートへ! 進化中の安比高原の注目スポットマップを公開
1.国内外のスキーヤーが注目! 世界屈指の雪質を誇る、安比高原のシルキースノー“極上の粉雪”とは
安比高原は岩手県北西部にある十和田八幡平国立公園に隣接している地。実はこの北緯40度の内陸部という立地は、オーストリアのアルベルクやアメリカのアスペンなど、世界で有名なスキーリゾートと同じでもある。そして、標高が高く気温が低い地域に降るサラサラした“極上のシルキースノー”を求める国内外の熱狂的スキーヤーから注目を集めている。そんな世界屈指といわれる雪質とは? 全日本スキー技術選手権大会で3連覇中の武田竜選手に聞いた。
「安比高原はシーズン初めに人工降雪機で雪を敷いていて、下地がしっかりしている上に、粒が小さく、水分少なめのさらっとした天然雪が積もります。その雪質ですが、圧雪バーンでは滑って曲がる際に高いグリップ力を実感でき、非圧雪バーンでは最上のパウダースノーを体感できる。降雪量が多く、常にいい状態の雪質を保っていると感じます」
2.開業8ヵ月で旅行界のアカデミー賞受賞! 最上級の体験が叶う「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」
東北初のラグジュアリーリゾートホテルとして開業したANAインターコンチネンタル安比高原リゾート(以下、インターコン安比)。開業からわずか8ヵ月で、旅行業界のアカデミー賞「2022 WORLD LUXURY HOTEL AWARDS(ワールド・ラグジュアリー・ホテル・アワード)」を受賞した。
「世界に通用する雪質の安比高原に、世界的にメジャーなインターコンチネンタルが誕生したことで、安比高原が世界に出ていくためのステージが築けた」と、インターコン安比などのホテルを擁する岩手ホテルアンドリゾート取締役、金子宏之氏。今回の受賞はまさにその証明だ。
3.プライベートジェットでアクセス可能に!? 安比への空路・未来予想図とは
安比高原にプライベートジェットを飛ばそうと目論む男がいる。プライベートジェットオーナーから、機体を受託して運航と管理を統括するAPAC代表の三塚英俊氏だ。すでにトライアルも実施し、今季から始動を考えている。
世界のリゾートでは、プライベートジェットでの移動はもはや当たり前。スケジュールが過密で変更も多いエグゼクティブにとって、自由がきく最高の移動手段だ。
4.日本初の英国式全寮制インターナショナルスクールが安比に開校
英国で450年の歴史を持つ、世界トップクラスの教育と経験を提供する「ハロウスクール」の初の日本校が、安比高原に全寮制のインターナショナルスクールとして開校した。
自然豊かなこの地で、世界最高水準のアカデミックプログラムの指導を受けながら、アート、スポーツ、社会貢献など、世界に通用する人間を育てる最先端校だ。
5.スキーリフトも優先搭乗の時代! 安比高原・新リフトチケットを解説
今やリフトも優先搭乗の時代だ。今シーズンから誕生するのが、すべてのリフトに乗車ができるうえ、安比ゴンドラ、セントラルクワッドなど、メインとなる4基に優先で乗車ができる「ゴールドパス」だ。
6.アジア最高峰&唯一無二のリゾートへ! 進化中の安比高原の注目スポットマップを公開
安比高原の3ホテルを所有・運営する岩手ホテルアンドリゾートは、2020年に安比高原をグローバル化に対応したインターナショナルリゾートへと進化させ、「観光・教育・健康」の3要素が調和した、次世代型の街づくりを推進する「安比バレー構想プロジェクト」を発表。
将来的には1万人規模のグローバル市民の定住を目指し、アルプス山麓のような美しい街づくりを構想する。