英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者のお話、第331回。

Is this a little regift situation?
以前、ギフトでシャンプーとコンディショナーのセットをいただきました。
私は長年使い続けているお気に入りの商品があり、別の商品に浮気する気にもなれなかったため、ラッピングをほどくこともなく、そのまま放置していました。
ある時、「そういえば、今度会う友達、誕生日近いよな。あのシャンプーそれなりにいいものだし、もったいないからあげよう」と思い出し、そのギフトをそのまま友達に渡してしまいました。
とはいえ、もらいものをそのまま渡すので申し訳なく「これさ、もらいもので、箱もそのままなんだけど、よかったら使ってよ」。そう正直に言ったところ、その友人(帰国子女で今も海外住み)はこう言いました。
Is this a little regift situation?
直訳すれば「これはちょっとしたリギフト状態?」となります。
その友人は私が英語を勉強中なのを知っているので、こうして時々英語で話かけてくるのです。
「リギフト状態」の意味がよくわからず、聞いてみるとこういうことでした。
Regift=自分がもらったものを人にあげる
Giftに“Re”がついているので「再びギフトにする」ということでしょう。
ケンブリッジの英英辞典にはこう説明されていました。
to give as a present something that was given to you.
(あなたに与えられたものを、プレゼントとして与えること)
こういう例文もありました。
Don't throw away unwanted presents - regift them.
(ほしくないプレゼントも捨てないで。彼らにあげようよ)
友人の発言は「ちょっと、もらいものそのままってこと〜?」と茶化していたようです。
もう少し聞いてみると、このRegiftは、上記の英英辞典の解説のように「自分がもらったものを人にあげること」が基本だそうです。しかしながら、「Aさんにあげようと思って買ったプレゼントを、やっぱりBさんにあげる」というシチュエーションでも使えるということ。その場合はこんなふうに言うことができるようです。
I was going to give this to A, but I ended up regifting it to B.
(Aにあげようと思っていたんだけど、結局Bにあげた)
実はこのシチュエーションは私も何度か経験があります。半年に1度くらいしか会わない友人にプレゼントをあげようと思って用意していたのに、会う約束がキャンセルになり、どうせもうしばらく会わないだろうから、他の人にあげちゃえ、という感じです。
クリスマスシーズン、好みでないプレゼントをもらったり、相手に渡しそびれてしまったり。そんなときはこのRegiftという単語が使えそうです。

