筋肉美をもつ女神シリーズ22人目は、ユン・ナギョン。連載「マッスル美女」とは……
YouTube再生回数が990万回到達
魅力的なマッスル美女たちが次々と登場する韓国で根強い人気を誇るのが、ユン・ナギョンだ。
初出場した『マッスルマニア・ジェニスチャンピオンシップin仁川』でいきなりコマーシャルモデル部門1位とミス・ビキニ部門1位の2冠を達成。その過程を収めた動画がYouTubeにアップされると、再生回数が990万回に到達し、その回数は今も増え続けている。
人気に目を付けた出版社が発刊したデジタル写真集はグーグル・ブックス韓国ランキングで新刊・リアルタイム・最多ダウンロードの3部門で1位にもなった。そのスレンダーな美ボディと笑顔の絶妙なバランスが美しく、”ショートカットが似合う微笑天使”とも言われている。
「ロングヘアも愛らしいけど、ショートカットはサッパリして洗練されたイメージがあるじゃないですか。私自身、今のヘアスタイルが気にいっているし、いつも笑顔でいたいと思っています。ハッピースマイルで、見る人を幸せにしたい」
ただ、そんな彼女も数年前まではやりたいことが定まらない今どきの20代だった。
「14歳の頃から始めたモデル業の傍ら、バリスタにホテリアー(ホテルに勤める従業員)、飲食業にファッション業までトライしてみましたが、今ひとつピンと来なくて。29歳になった今も続けているモデル業に不満はないのですが、何かが足りない。何かやりたいのに、何をすればいいか定まらない。そんな日々を過ごしていました」
特に意識して鍛えているのは下半身
そんな彼女が“美ボディ作り”に励むようになったキッカケは、姉の影響だったという。
「妊娠・出産を機にふくよかになった姉がピラティスを始めたんです。姉はこれだと決めたらとことんのめり込むタイプで、ピラティス講師になり、ボディコンテストにも出場するほどまでに。その姉に刺激されて私もジムで汗を流すようになり、姉からトレーニングについてたくさん学ぶようになったんです」
日々のトレーニングで実感したのは、ウェイトトレーニングだけが持つ魅力があることだという。
「もともと体を動かすのが好きで、水上スキーやゴルフなどさまざまなスポーツをやってきましたが、ウェイトトレーニングは確実かつダイレクトにその効果が体に現れます。例えば昨日は下半身を集中的に鍛えたのですが、今も太ももがパンバンで昨日の余韻が感じられる(笑)。ただ、その筋肉痛さえも心地よく、効果も感じる。やればすぐ成果や成長がわかるスポーツってなかなかないと思いますよ」
トレーニングの成果に魅せられて、今では暇を見つけてはソウルの中心部 “江南(カンナム)”のフィットネスジムに通っているというユン・ナビョン。最近、特に意識しているのは下半身の強化だという。
「ただ、理想にはまだまだ遠い。特にヒップは集中的にトレーニングしているのですが、まだまだ時間がかかりそうです」
理想とするのは、キム・カーダシアンら欧米モデルたちの張りがあってボリューミーなヒップラインと凛とした脚線美。それと比べると自分のピップラインは貧弱だと苦笑いを浮かべた。
ゴルフスイングにもいい影響が!
「それに最近はゴルフも面白くて。ゴルフは以前からやっていたのですが、肩や股関節の脱臼グセがあるせいで回転運動が苦手で、スイングも不安定だったんです。でも、筋トレをするようになってから体幹が安定し、楽にスイングできるようになってゴルフが一段と楽しくなりました」
ゴルフだけではない。春を終えて、初夏の日差しも感じられるようになった今日この頃。また違う“楽しみ”が彼女を誘惑するらしい。
「私、海が大好きなんです。海は季節ごとの魅力があるけど、熱い日差しに照らされて、キラキラと光る夏の海が大好き。コロナも落ち着いた今年は、安心して笑顔で海に遊びに行ける。そう思うと、今から楽しみですよ」
もちろん、ウェイトトレーニングも怠らない。何しろその名が知られたマッスル美女だ。ガリガリプヨプヨの姿は見せられない。それだけに一層、トレーニングにも力が入ると笑ったユン・ナギョン。今年の夏は”ショートカットが似合う微笑天使”が、ビーチで熱視線を集めそうだ。
■連載「マッスル美女」とは……
健康志向が高まり、体を鍛える人が増えている昨今。お隣・韓国でも全国各地で大小さまざまなボディビル大会や"美ボディ・コンテスト"が開催されており、ここから輩出された"マッスル美女"たちが脚光を浴びている。美しくもしなやかな筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。