GOLF

2025.04.03

リシャールミルジャパン社長、ゴルフがもたらす力とチャリティの意義とは

ゴルフを愛してやまないからこそ、もっとよくしたい! 日本の男子ゴルフ界に新しい風を吹きこむキーパーソンが、ゴルフの神髄について語った。今回は、リシャールミルジャパン代表取締役社長の川﨑圭太氏に話を聞いた。【特集 GOLF:MORE THAN A GAME】

川﨑圭太氏
川﨑圭太/Keita Kawasaki
リシャールミルジャパン代表取締役社長。1961年東京都生まれ。大学卒業後は商社に入り、その際に当時はまったく興味がなかったゴルフを半ば嫌々始める。2010年のリシャールミルジャパン設立時に代表取締役社長就任。自らのライフスタイルの中心がゴルフと言い切るほど重要なコンテンツだと捉えている。

ゴルフの魅力は人を敬う点にある

石川県の能登カントリークラブを舞台に、国内男子トーナメントにおける新規大会として「リシャール・ミルチャリティトーナメント 2025」が開催される。

2011年に発生した東日本大震災からチャリティ活動を積極的に行ってきたリシャール・ミルだが、今や世界を代表するラグジュアリーブランドとしての地位を確立。そんなリシャール・ミルにとってゴルフとはどのような存在なのか、そしてトーナメントに携わる理由とは。リシャールミルジャパンの川﨑圭太代表取締役社長はビジネスに及ぼす影響がこれほど大きいスポーツは他にはないと話す。

「2011年の東日本大震災直後からさまざまな支援を開始し、2018年には活動の幅を広げるためにリシャールミルジャパン基金を設立しました。そんななか2020年に男子トーナメントの冠スポンサーのお話をいただいたのですが、コロナで断念せざるを得なかった。そこで考えた末、2021年に独自でチャリティマッチを開催しました。

その流れもあり2022年と2023年の2年間で女子トーナメントをヨネックス様とともに開催。2024年はそれらの経験を踏まえて、さらにバージョンアップさせたチャリティマッチを単独で開催しました。高く評価していただいたと感じています。2025年も同じように開催する予定だったのですが、日本ゴルフツアー機構様からお話をいただき、チャリティを主としたトーナメントの開催に至ったわけです」

2024年のチャリティペアマッチ
2024年年軽井沢で行われたチャリティペアマッチ。男女のペアマッチというスタイルも斬新。

北陸で開催することは強く願っていたこと

プロのトーナメントに携わることで、ブランドの認知を高めることができる、またゴルフを通してさまざまなチャリティ活動を実施できるというふたつの目的を果たせると川﨑氏。

「ビジネスだから売り上げを上げることはもちろん重要なのですが、単なるお金儲けのために腕時計を売るのではなく、求められるモノをつくり、必要としてくれる人にそれを届ける。そのためにはやはりブランドを認知してもらわなければなりません。そして、支援に関しても必要としている方々に支援を届ける。これはラグジュアリーブランドを名乗るうえで、物質的な豊かさだけでなく心の豊さも兼ね備えておくべきことだと考えます。それらをゴルフを通して行うことが最大の目的なのです」

川﨑氏は今回のチャリティトーナメントは北陸で開催することを熱望していた。リシャール・ミルがチャリティ活動を継続して行う理由は単に物資を支援することだけではない。災害自体を風化させないという使命も担っているのだ。だからこそ多くの人に現地に足を運んでもらい、ゴルフを通して多くの人が笑顔になることを望んでいる。

川﨑氏は仕事を通じて年間100ラウンドほどをこなすそうだが、ゴルフの魅力は人を敬う点にあると言う。

「相手を褒めたり、ショットに賞賛を送ったり、相手を敬いながら行うスポーツは他に思い当たらない。ゴルフが持つ褒める文化が個人的に好きな部分。だから人と人とをつなぐ最高のツールだと感じています。それは我々のビジネスにおいても非常に重要なこと。

リシャール・ミルの腕時計は嬉しいことに、お客様がお客様を連れてきてくださることによって成立している面が強くあります。ゆえにともに楽しみ、価値観を共有することが短時間でできてしまうゴルフは、我々のビジネスにおける根幹の考え方と通じる部分があるのです。ゴルフ仲間をつくるように、リシャール・ミルの腕時計も同じ価値観を持った仲間が増えていく。そんな理想をゴルフをやりながら抱いています」

リシャール・ミルとゴルフがどのように歩みを進めていくのか。今は期待しかない。

ゴルフ歴|35年
始めたきっかけ|当時在籍していた会社にゴルフを取り扱う部署があり、仕事で必要になったため。
年間ラウンド数|100回
好きなコース|千葉県・成田ゴルフ倶楽部、東京都・小金井カントリー倶楽部
得意なクラブ|パター、9番ウッド

リシャール・ミル チャリティトーナメント 2025

2025年7月31日(木)〜8月3日(日)まで、石川県・能登カントリークラブにて、賞金総額1億円のゴルフトーナメントが開催される。

石川県・能登カントリークラブ

【特集 GOLF:MORE THAN A GAME】

この記事はGOETHE 2025年5月号「総力特集|GOLF:MORE THAN A GAME 単なるゲームを超えるゴルフ、60通りの誘惑」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

TEXT=出島正登

PHOTOGRAPH=長尾真志

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