今やゴルファーの必需品と言えるゴルフギアのひとつ、距離計。今回紹介するのはキヤノンが満を持して発売し、話題を集めている逸品。既存の距離計の概念を覆すその機能とは!?
ボタンひとつで操作。ゴルフ観戦にも活躍
距離計に求めるものと言えば、計りやすさと正確性。そして何よりプレーの邪魔にならないコンパクトさ。
その点でキヤノンの『PowerShot GOLF』は驚くほどコンパクト。正直、この大きさだと手ブレして計りにくいのではないだろうか、というのが第一印象だ。
しかし、そこにはキヤノンが培ってきたデジタルカメラのノウハウが集約されている。
「PowerShot GOLF」を手がけた有賀一人氏は、2007年に発売し世界で約400万台売れたコンデジ「IXY DIGITAL 10」の開発者であり、社内でも屈指のゴルフ好きだ。有賀氏は「IXY DIGITAL 10」の開発キーワードだった軽薄短小は、ゴルフギアに対しても言えることだと確信があった。
また、既存の距離計にはない機能として特徴的なのが撮影機能だ。
距離計に撮影機能なんて必要ないと思うのが大半だろうが、コース内での情景を記録できれば、その時の状況だけでなく心情までも振り返られる。単に距離を計るだけではなくスキルアップのための道具としても活用できるのが強みだ。
ちなみに、音声を録音することもでき、その時に思ったことを合わせて記録することでより細かい状況を見直すことができる。
さらに、この距離計の特筆すべき点はデジタルズーム機能だ。
この機能も既存の距離計にはない。ファインダー内の倍率をボタンひとつで6倍から12倍に切り替えることができるので、ターゲット地点のハザードやライの状態などを確認できる点も秀逸。
すべてにおいてゴルファー目線で開発された『PowerShot GOLF』は、スコアメイクの要になることは間違いなさそうだ。
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キヤノンお客様相談センター TEL:0570-07-9224