これでダメならバンカーは諦めるしかない。そこまで言い切れる性能を持つキャスコの新ウェッジを紹介する。苦手だったバンカーが得意になってしまう魔法の杖の正体とは!?
ドルフィンウェッジ DW-123はバンカー下手の救世主
ドルフィンウェッジはキャスコが誇る人気ウェッジ。2023年3月に発売された新モデルの性能が業界で話題だ。今回紹介するのはシリーズ初となるカッパー仕様。柔らかく、吸いつくような打感に加え、使いこむほどに味が出る楽しみがある。
もともと、ドルフィンウェッジはバンカーから出しやすいと高評を得ていたが、最新モデルはこれまでと比較にならないほどの進化を遂げている。うねりのあるソール形状が名前の由来だが、新ソール「クアッドソールX」で特許出願中。これまでの経験と研究を集約して完成させた、唯一無二のソール形状といえる。
特徴はなんといってもフェースを開かなくてもバンカーから脱出させられる点だ。バンカーショットのセオリーはフェースを開いて砂を爆発させることだが、多くのアマチュアゴルファーはフェースを開けない。厳密にいえば開いているつもりでも実は開けていない。フェースを開くこと自体が難しいわけだが、今回のドルフィンウェッジは開く必要がないのだ。
「クアッドソールX」には“潜らない・刺さらない・跳ねない・スクエアに打てる”という4つの特性があり、フェースを開かなくても開いているのと同じ効果を得ることができる。それを実現させているピラミッド形状のソールは、トウ・ヒール方向の接地面を短くすることによって、地面からの跳ね返りを軽減。バンカーだけでなく、ライが悪い状況にも対応できる優れものだ。
新型ドルフィンなら苦手なバンカーも得意なショットに変えてしまうかもしれない。
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