GOLF

2022.11.27

飛距離アップ! 誰でもできる、胸回りの可動域を広げる方法

「猫背ではいいスイングはできません」と断言するアスレティックトレーナーの鈴木​岳​氏。胸椎(きょうつい)を正しく動かすためのコンディショニングメニュー​を聞いた。​胸椎の回旋編。※アコーディア・ゴルフ×ネクスト・ゴルフ・マネジメントのゴルフメディア「SHIBAFU」の提供記事。

コンディショニング術

胸椎の回旋

自由に回旋する胸椎も、正しい動きができないことによってその可動域が狭くなりがちだ。「猫背を改善した後は、胸椎をスムーズに回旋させましょう」と鈴木氏はアドバイスする。

このメニューを自宅、およびラウンド前に行うと、トップとフィニッシュの位置が上がり、スイングがスムーズになる。さらにスイングスピードの向上も期待できるという。 左右10回×2セットがお薦め。

【1】左足を前に出して膝立ちになる

両方の膝は直角。ウェッジの両端を手のひらで支え、肩の高さで前方に掲げる。

【2】両手をゆっくりと水平に左へ回し、上体をひねる

顔は正面のまま。足を組み替えて、左右10回ずつを2セット繰り返す。

両手を回す際、上体が後ろに反ったり、逆に前方に傾かないように注意! 背筋を真っ直ぐに保つのがポイントだ。

上記のメニューができた人はこちらも

1.左足を前に出して膝立ち(両方の膝は直角)になり、左手を耳の横に掲げ​る。右手は左膝へ置き、背筋は真っ直ぐをキープ​する​​。​2.左手を掲げたまま、上体をひね​る。左後方を見るような意識で、顔も上体と一緒に動かす。足を組み替え、左右10回×2セットを行​う​。

【関連記事】
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鈴木​岳/Takeshi Suzuki
R-body 代表取締役・一般社団法人R-body総研 代表理事・博士(スポーツ医学)。2003年、ライフパフォーマンスをサポートするトータルコンディショニングカンパニーR-bodyを設立。東京都・大手町、千葉県・柏の葉にてスポーツ運動療法施設を運営。同時に、一般社団法人R-body総研において、トレーナー養成機関「R-body ACADEMY」の運営と、国内・海外の病院・クリニックやトレーニング施設の人材育成と施設運営に関するコンサルティング事業を行う。ロンドン・リオオリンピックJOC本部メディカルスタッフ。東京オリンピック・パラリンピック フィットネスセンターマネージャー/チーフトレーナー。https://r-body.com/

 

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TEXT=POW -DER 

PHOTOGRAPH=鈴木克典

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