注目の女性アスリートを紹介する新企画。第1回目は韓国でも人気上昇中、話題沸騰の美女ゴルファー。
身長173cmのモデル級ゴルファーとは
女子プロゴルファーたちの多くは、若い頃からゴルフに慣れ親しんできた選手が多い。最近は小学生や中学生からゴルフを始めたという選手が主流で、早い選手になるとまだ10歳にもならない時期からクラブを握り始めたというエピソードも珍しくはない。
それはお隣の韓国女子ツアーでも同じだ。年間MVPにあたる「大賞」を2018年から3年連続で受賞している22歳のチェ・ヘジンも、ゴルフを始めたのは9歳のときだったという。女子ゴルフ強豪国として知られる韓国でも女子ゴルフの早熟化が進んでいるわけだが、その韓国女子ツアーで、今季から初めて1部ツアーを戦うとある選手が注目を集めている。チョン・ジユがその人だ。
チョン・ジユはモデルさながらの整った目鼻立ちだけでなく、身長173cmと比較的長身ながらスラリとした細身なスタイルも誇る。国内メディアはもちろん、ゴルフファンも「次世代のゴルフ女神」として期待を寄せる選手である。
ただ、驚くべきは彼女がゴルフを始めた年齢だ。チョン・ジユは本格的に競技に取り組み始めたのはなんと18歳。それまではスポーツが好きな活発な一学生に過ぎなかったが、青々とした芝生広がるなか体を動かせるゴルフに魅力を感じ、あっという間にのめりこんでしまったという。
そこからは驚異のスピードで成長していった。チョン・ジユはゴルフを初めて2年目の2015年にプロ転向すると、同年の3部ツアーで好成績を挙げて翌2016年に2部へ昇格。そして2020年、プロ初優勝などの活躍で翌2021年の1部シード権獲得に成功したのだ。
もっとも、今季が開幕してからは1部の壁を痛感している状態だ。これまで出場した2大会ではいずれも予選を突破できず、入賞どころか賞金獲得にも届かなかった。
それでも、大会会場に駆け付けたメディアの多くがチョン・ジユにカメラを向けた。そして、「呼吸すること自体がグラビア」「スター誕生の予告」「ゴルフ場を輝かせる美貌」といった見出しで、彼女のプレー中の写真をファンに伝えていた。
18歳でゴルフを始めた当時、チョン・ジユは周囲から「(始めるのが)あまりに遅すぎやしないか」と否定的な言葉を浴びせられたこともあったという。そんなときに心の支えになったのが、「ジユは頑張ってる」「遅く始めた分だけ息の長い選手になればいい」と、常にそばで自身を励ましてくれた両親の存在だった。それだけに、両親への恩返しとして1部での活躍を誓う。彼女はシーズン開幕前にインタビューに応じた際、こう語っていた。
「私はいつもポジティブに考える性格です。今年も前向きな気持ちで大会に臨み、ケガをせずに1部のシード権を守り、キャリアでたった一度しかチャンスがない新人王を受賞したいです」
チョン・ジユがロールモデルとする選手は朴セリ。中学3年の頃にアマチュアながら韓国女子ツアーで優勝をかっさらい、1998年には史上最年少の20歳で米国女子ツアーの「全米女子オープン」を制覇した。当時、IMF経済危機で疲弊した韓国国民に勇気と希望を届けたことから、今なお“レジェンド”としてその功績を称えられる人物である。
「困難な時期にゴルフを通じて国民に希望をもたらしてくれた、朴セリプロのような素晴らしい選手になりたいです。苦しい中でもゴルフファンの方々に少しでも力を届けられるよう、今年は粘り強くプレーする姿を見せることが目標です」
何かを始めるのに遅すぎるということはない。それを自ら証明してみせているチョン・ジユが、1部ツアーで飛躍する姿を披露してくれることに期待したい。
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