筋肉美をもつ女神シリーズ8人目は、フィットネス界に彗星の如く現れた“新人マッスル美女”チョ・エラ。連載「マッスル美女」とは……
体型はその気になればいつでも変えられる!
ボディラインの美しさを競う大会『マッスルマニア』ミス・ビキニ部門で2位を獲得。世界有数のビキニ・フィットネス・マッスルモデルの韓国大会『ピュア・エリートコリアチャンピオンシップ2021』のウーマンズ・インターナショナルモデル部門ではグランプリに。フィットネス界に彗星の如く現れたマッスルクイーン、それがチョ・エラだ。
韓国の名門大学・漢陽(ハンヤン)大学で現代舞踊を専攻し、学力だけでなく美しいボディも磨き続けてきた。頭脳明晰で容姿端麗な彼女がフィットネス界に足を踏みいれたきっかけは何だったのだろうか。
「大学卒業後、急激に太ってしまったんです。原因は脊柱前弯症によるものでした。変わり果てた体型に意気消沈して自分を愛すことができなくなってしまい、歪んだ骨盤を矯正するためにピラティスを始めることにしたんです」
ピラティスを始めてからは驚きの連続だったという。
「長い間舞踊をしていたので、コアマッスルは誰にも負けないという自負がありましたが、まだまだだったということに気づかされ、それと同時に驚きました。さらに、骨盤矯正をするだけで痩せて見える効果があることも新しい発見でした。周囲の反応が日増しに良くなっていくのも嬉しかったですね。それによって、鍛えることがだんだん楽しくなり、腰の痛みがある程度引いてからは、本格的にトレーニングに取り組むようになりました」
病気による体型の変化で塞ぎ込むようになっていたチョ・エラだったが、肥満体型からゆるやかに減量したことで程よく丸みのあるメリハリボディに生まれ変わったという。努力の先には“災い転じて福となす”のような結果が待っていたというわけだ。
以前よりも美しいと思える体型にレベルアップした彼女は、前述した大会での優れた成績によって一気にスターダムを駆け上がる。本格的なトレーニングを始めてから、わずか2年で絶大な人気を誇るフィットネス専門誌『MAXQ』の表紙を飾ってしまうのだ。
厳しい減量を乗り越えた彼女は、挫折しそうなダイエッターたちに次のようにアドバイスしている。
「体型はその気になればいつでも変えることができます。何のトレーニングもせず、何の努力もしなければ何の変化もありません。今よりもっと良い人生を望むなら、今すぐ行動に移しましょう。その小さな始まりが大きな変化をもたらすことができるのです」
己の壁を破り、病気を克服して今もなお、努力を続ける彼女の辞書に「不可能」の文字はないようだ。高みを目指すチョ・エラから目が離せない。
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■連載「マッスル美女」とは……
健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている昨今。お隣・韓国でも全国各地で大小さまざまなボディビル大会や"美ボディ・コンテスト"が開催されており、ここから輩出された"マッスル美女"たちが脚光を浴びている。美しくもしなやか筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。